{ "373000842_0": "「いいぞクリスッ! 狙撃の腕は世界一だなッ!」", "373000842_1": "「それより、急いで脱出しなきゃ」", "373000842_2": "「そろそろ、出口に近くなってるはずだけど……」", "373000842_3": "「どうしたッ!!」", "373000842_4": "「この先、温度が急上昇してる」", "373000842_5": "「う……。\\n シンフォギアを纏っていても、この熱風はやばそうだな」", "373000842_6": "「これ以上、進めない……?」", "373000842_7": "「さて、どうしたもんかな……」", "373000842_8": "「あと、少しなのに……」", "373000842_9": "「ん?」", "373000842_10": "「ねえ、これを見てッ!」", "373000842_11": "「――ッ!\\n これって……」", "373000842_12": "「どうしたんだ?」", "373000842_13": "「壁に、何か刺さってる……金属?」", "373000842_14": "「これって……」", "373000842_15": "「ヴィマーナの破片だッ!\\n シャロンの攻撃が、身体に穴を開けてたんだッ!」", "373000842_16": "「じゃあ、この穴は外まで貫通してるんだね。\\n 小さいし、修復しかけてるみたいだけど……」", "373000842_17": "「完全に修復する前にぶっ放せば……、\\n 広げられるかもしれないなッ!!」", "373000842_18": "「みんなの力を合わせれば、\\n 通れる大きさにできるかも……」", "373000842_19": "「試してみる価値は、ありそうだね」", "373000842_20": "「2人とも、わたしの弾丸が通る道を、お願いッ!」", "373000842_21": "「分かったッ!!」", "373000842_22": "「任せとけッ!」", "373000842_23": "「じゃあ、構えて……。いくよッ!」", "373000842_24": "「たりゃああああああああッ!!」", "373000842_25": "「やああああああああッ!!」", "373000842_26": "「……今ッ!」", "373000842_27": "「ガアアアアアアアアアッ!」", "373000842_28": "「…………」", "373000842_29": "「……ロン、シャロンッ!", "373000842_30": " 応答しろ。シャロンッ!」", "373000842_31": "「……あ、八紘おじちゃん」", "373000842_32": "「よし、通信が復旧したな。……無事なようで、安心した。\\n シャロン、今どうなっているのか教えてくれ」", "373000842_33": "「なぜ、テュポーンは急に苦しみだした?」", "373000842_34": "「分からない……。\\n ヴィマーナでは、致命傷は与えられてないはずだよ」", "373000842_35": "「ならば暴走か? それとも……」", "373000842_36": "「グ、ガ、ガアアアアアアアアアッ!」", "373000842_37": "「グオォォォォォォォンッ!」", "373000842_38": "「テュポーン体表に爆発を確認ッ!」", "373000842_39": "「あれは……ッ!」", "373000842_40": "「シャロン、どうしたッ!?」", "373000842_41": "「お姉ちゃんたちだッ! 八紘おじちゃんッ!\\n お姉ちゃんたちが、テュポーンから脱出したよッ!!」", "373000842_42": "「なんだありゃッ!? 応援の巨大ロボットなんて、\\n どこの並行世界から来たんだよ」", "373000842_43": "「あれは、新たな力を得たヴィマーナだよ」", "373000842_44": "「すごい……ヴィマーナが、人型にッ!?\\n ……でも、損傷が激しい」", "373000842_45": "「あの力があっても、ボロボロになるなんて……。\\n シャロンは無事なのッ!?」" }