{ "370000932_0": "「隊長ッ! 今っスッ!\\n レシーバーをララーダの身体にッ!」", "370000932_1": "「分かったッ!\\n わたしに任せてッ!」", "370000932_2": "「ナツミ、ララーダの体内にレシーバーをぶち込んだわよッ!」", "370000932_3": "「ララーダの通信ポートが開いたのを確認したっスッ!\\n 修正プログラムを転送ッ!」", "370000932_4": "「人間は不可解……ネガティブな情報を保持し続け、\\n 傷ついた肉体の交換を躊躇う」", "370000932_5": "「古い物に思い入れ……否、想いがあるから保持を続ける……。\\n 不可解、不可解、不可解、不可解」", "370000932_6": "「不可解、不可解……否、理解。幸福は与えられる物に非ず。\\n 自ら手に入れた……物のみを認める……理……解……」", "370000932_7": "「これで、本当に……終わり?」", "370000932_8": "「マリア姉さん、見てッ!」", "370000932_9": "「もう……大丈夫みたいです」", "370000932_10": "「並行世界に向けて送られていたララーダの通信も途絶したっス」", "370000932_11": "「なんとか最悪の事態は免れたみたいね」", "370000932_12": "「早く隊員のみんなにも知らせて、\\n 安心させてあげてあげないとだね」", "370000932_13": "「ええ。すぐに全員を集めて、終息の報告をするわ。\\n それと……ナツミのやつにどんな罰則を与えようかしら?」", "370000932_14": "「ええッ!? あたし結構活躍したっスよッ!\\n 控えめに言って、プラマイゼロっスよッ!」", "370000932_15": "「言っとくけど、あんたの作ったものが元凶だからねッ!」" }