{ "366000211_0": "邂逅ッ!青銅聖闘士", "366000211_1": "「いてて……」", "366000211_2": "「聖遺物の光に飲み込まれて――。\\n って、あたしたちどうなったんだ??」", "366000211_3": "「それに、あいつがいない……」", "366000211_4": "(あの時、どこかに飛ばされるような感覚があった。\\n きっと、あいつもあたしと同じように……)", "366000211_5": "「……おいッ! 聞こえるかッ!?\\n 近くにいるなら返事しろッ!」", "366000211_6": "「……ッ!\\n ギリギリまで、手を握ってたはずなのに……」", "366000211_7": "「それにしても、ここはどこだよ……?\\n とりあえず、周囲を調べてみるか」", "366000211_8": "(本部にも、あいつにすら通信が繋がらない……。\\n どうやら普通の場所じゃないようだな)", "366000211_9": "(異世界へと導く聖遺物、黄金の枝か……。\\n ここは、未知の並行世界なのか?)", "366000211_10": "「とにかく無事でいろよ、バカ……」", "366000211_11": "「見慣れない建物ばっかりだな。\\n なんなんだ、この場所……?」", "366000211_12": "「――ッ!? 誰だッ!」", "366000211_13": "「…………」", "366000211_14": "「人間……じゃないようだな。\\n おいッ! こっちの言ってることはわかるか?」", "366000211_15": "「問答無用かよッ!\\n そういうつもりなら、こっちも遠慮はなしだッ!」" }