{ "364000122_0": "「最初から全力全開ッ! 1話切りなんて許さないッ!\\n 歌に乗せて、明日に向かってッ! ――赤射ッ!!」", "364000122_1": "「板場さん、ナイスです」", "364000122_2": "「ノイズのデリートを確認。\\n 褒めて遣わす」", "364000122_3": "「――了解。", "364000122_4": " なんだか、前より早くノイズを倒せているかも?」", "364000122_5": "「今のわたしたちは、装者の方々と同じように\\n 胸の歌を力と変えることができますから」", "364000122_6": "「……だけど、装者の力は、歌はこんなものじゃなかったッ!」", "364000122_7": "「詳しく聞いたわけではありませんが、立花さんたちは、\\n 大きな困難をいくつも超えてきたと言っていました」", "364000122_8": "「うん、アニメで言ったら4期分に相当するくらいの困難を……。\\n だからわたしたちも、1つずつ乗り越えていこうよ」", "364000122_9": "「……そうね。\\n 本物のヒーローになるために――」", "364000122_10": "「えッ、何の騒ぎッ!?」", "364000122_11": "「まだノイズが残っていたのでしょうか?」", "364000122_12": "「ええい、何が『デリートを確認』よ。\\n 職務怠慢なんじゃないッ!?」", "364000122_13": "「どうしたのかね? 作戦が終了したのなら、\\n さっさと――」", "364000122_14": "「どうしたもこうしたもないわッ!\\n 近くで悲鳴が聞こえたんだけどッ!」", "364000122_15": "「まだノイズがいるんじゃないのッ!?」", "364000122_16": "「僕の仕事ぶりを疑うのかねッ!?\\n 君たちの近辺にノイズの反応は一切ないッ!」", "364000122_17": "「二課の検知に引っかからないはずが――」", "364000122_18": "「機械で分からないなら目で見て確認するわッ!\\n それでは、現場に急行しますッ! はい、通信終了ッ!」", "364000122_19": "「よし、それじゃ行こう。\\n 装者のみんななら、こんな騒ぎをほっとくわけないんだから」", "364000122_20": "「ううぅ……」", "364000122_21": "「あ、あ、あぁ……」", "364000122_22": "「人が倒れて……」", "364000122_23": "「ノイズの仕業ではありませんね。\\n 何か、事故があったのでしょうか?」", "364000122_24": "「違うわッ! あそこを見てッ!!」", "364000122_25": "「何なのよ、あの怪物はッ!?」" }