{ "356000922_0": "「こ、こいつ……」", "356000922_1": "「硬い――ッ!」", "356000922_2": "「全力で攻撃してもビクともしないわよッ!?」", "356000922_3": "「腕がジーンとしたデス。\\n 調の歌で強化したアタシでも……」", "356000922_4": "「これはッ!?\\n みんな、退避を――」", "356000922_5": "「ああああああああああッ!?」", "356000922_6": "「トドメを刺しに来ない……。\\n コンダクターの傍から離れないつもりか……」", "356000922_7": "「それにしても、なんて防御力と攻撃力……」", "356000922_8": "「防御を崩すために攻撃を重ねるにしても……」", "356000922_9": "「今の放電攻撃があるってわかってたら、\\n 迂闊に近づけないわよッ!」", "356000922_10": "「ああ、一撃で仕留める必要があるな……」", "356000922_11": "「今の攻防から、\\n 大型レーベンガーの装甲の頑丈さを推定しました」", "356000922_12": "「その硬度は\\n ロンズデーライトを優に超えて――」", "356000922_13": "「つまり、どういうことだよッ!?」", "356000922_14": "「つまり、装者の攻撃一度や二度で\\n どうこうできるものではありませんッ!」", "356000922_15": "「ただ……、みんなの攻撃を同時に一か所に叩き込めれば、\\n 話は別っスッ!」", "356000922_16": "「みんなで同時にか……。\\n せーので突っ込んだらいけるか?」", "356000922_17": "「それは、現実的じゃないわ」", "356000922_18": "「それぞれのパートナー同士ならともかく、\\n わたしたち6人の息を完全に合わせるなんて……」", "356000922_19": "「じゃあ、どうしたら――」", "356000922_20": "「だったらッ!」", "356000922_21": "「切ちゃん……?」", "356000922_22": "「アタシに、行かせてほしいのデス……ッ!」" }