{ "387000931_0": "「なんて凄まじい力の流れ……」", "387000931_1": "「全力を発揮したわたくしをも凌駕しかねないエネルギーッ!」", "387000931_2": "「ですがこのガーディアン、イシムがッ! \\n サル如き――人類如きに負けるなど、ありえませんわッ!」", "387000931_3": "「如何にその力が脅威であってもッ!\\n ヒトの想いを積み重ねたとしてもッ!」", "387000931_4": "「止めさえすれば\\n 無力なのですからッ!」", "387000931_5": "「――ッ!?\\n まさか、またオケアノスを……ッ!」", "387000931_6": "「させないッ!\\n みんなの想いを、止めさせないッ!」", "387000931_7": "「グウウウアァァァァッ!", "387000931_8": " オケアノスゥゥゥッ! 起動しなさいッ!」", "387000931_9": "「ダメですッ!\\n 抑えられませんッ!」", "387000931_10": "「これでッ! \\n わたくしの勝ちですわ――ッ!!!」", "387000931_11": "「ギアが……、", "387000931_12": " 停止してない……?」", "387000931_13": "「――――は、は……? うご、かない……?\\n オケアノス……何故……?」", "387000931_14": "「間に合った……ッ!\\n アンチフォニックゲイン照射装置、再起動に成功しましたッ!」", "387000931_15": "「エルフナインちゃんッ!\\n アンチフォニックゲイン、もう一度照射できたのッ!?」", "387000931_16": "「はいッ! 停止した照射装置を、\\n 皆さんが修理、交換してくれたんですッ!」", "387000931_17": "「修理と交換……戦場の真ん中でッ!?\\n なんて無茶をッ!」", "387000931_18": "「無茶を通して間に合わせるのが、\\n 大人というものだッ!」", "387000931_19": "「戦闘の余波で一部に不具合がありましたが、\\n なんとか間に合いました……」", "387000931_20": "「直撃がなかったのは幸運……、\\n いいえ、皆の頑張りのおかげよ」", "387000931_21": "「わたしたちのために、\\n 危険だってわかっていて……ッ!」", "387000931_22": "「師匠、藤尭さんと友里さん……。\\n 4つの装置のあと1つは、いったい誰が……」", "387000931_23": "「あ、あああ……ッ!」", "387000931_24": "「――何腑抜けてやがんだッ、明日香ッ!!」", "387000931_25": "「師範……師範ッ!」", "387000931_26": "「ラスボス戦で出し惜しみはなしだッ!\\n お前の全てを振り絞れッ!」", "387000931_27": "「押忍ッ! 師範ッ!!!」", "387000931_28": "「わたしたちだけじゃない。\\n みんなが戦ってくれてるッ!」", "387000931_29": "「ぞれぞれのできる全力で、わたしたちに想いを託してくれたッ!\\n 絶望を打ち破って、可能性を作り出してくれたッ!」", "387000931_30": "「わたしたちが背負っているのは、過去の想いだけじゃないッ!\\n 今この瞬間を生きる仲間が、わたしたちを信じてくれてるッ!」", "387000931_31": "「この想い、この力の流れッ!\\n あたしが絶対にッ! 止めさせはしませんッ!」", "387000931_32": "「どこまでも力が高まっていく……ッ!\\n 人類の限界はとっくに超えているのにッ!」", "387000931_33": "「ありえませんッ!\\n 認められませんッ!」", "387000931_34": "「人類は弱く、脆く、愚かでッ!\\n 護る価値のない存在だったはずですッ!」", "387000931_35": "「人類がこのような力を持つはずがないッ!\\n わたくしは、こんな光は知らない――ッ!」", "387000931_36": "「未来は終わらせないッ!」", "387000931_37": "「あなたの知らない、神様も知らない光でッ!」", "387000931_38": "「わたしたちの歴史を作るんだッ――!!!」" }