{ "387000411_0": "歴史の転換点", "387000411_1": "「これは……ッ! 世界の外からの干渉ですッ!", "387000411_2": " この世界を覆っていたエネルギーの乱気流が破られましたッ!」", "387000411_3": "「なん、だと……?\\n 何が起きている、装者たちは……」", "387000411_4": "「ぐぅッ!」", "387000411_5": "「司令は大人しくしていてくださいッ!」", "387000411_6": "「戦場にも莫大なエネルギーの反応がありますッ!\\n データに該当あり……これは……ッ!」", "387000411_7": "「世界蛇……、\\n いいえ、ベアトリーチェですッ!」", "387000411_8": "「ベアトリーチェだとッ!?\\n 馬鹿なッ! 本物なのかッ!?」", "387000411_9": "「エネルギーの規模はいくらか落ちていますが、\\n 反応は間違いなく本物ですッ!」", "387000411_10": "「倒したはずのベアトリーチェが、\\n このタイミングで復活したというのか……ッ!?」", "387000411_11": "「いくつもの世界を滅ぼした強大な敵、ベアトリーチェの再臨。\\n 間違いなく恐ろしい危機です。しかし――ッ!」", "387000411_12": "「これは未来のボクが記した歴史にはない、\\n 想定されていなかった出来事」", "387000411_13": "「ともすれば、これこそが歴史の転換点になる……ッ!」", "387000411_14": "「ベルちゃんッ!? \\n 本当にベルちゃんなのッ!?」", "387000411_15": "「……どんな顔を向けられるかと思ったけれど。\\n まさか笑顔で迎えられるとはね」", "387000411_16": "「何を考えているのかしら。\\n 相変わらず、本当にまっすぐな子ね」", "387000411_17": "「ベルちゃん、その、もしかして無事だった……、\\n なんてことはないよね……?」", "387000411_18": "「ありえないわ。\\n 間違いなく、ベアトリーチェはあの場で滅びたはず」", "387000411_19": "「もちろんよ。わたしはあなたたちに敗北し、消滅した。\\n 忌まわしいけど、それが事実」", "387000411_20": "「なら元気に出てくるのはおかしいデスッ!\\n ゾンビか幽霊デスッ!?」", "387000411_21": "「どうやって戻ってきやがったッ!?」", "387000411_22": "「ベアトリーチェ様は復活なさったのです。\\n 偉大なる我が主にとって、死は消滅ではありません」", "387000411_23": "「うわッ!?\\n どこから出やがったッ!?」", "387000411_24": "「あなたたちが活動を続けていたのは、\\n ベアトリーチェの復活が目的だったということ?」", "387000411_25": "「ええ。全てはベアトリーチェ様に、\\n 再びこの世界へ降臨していただくため」", "387000411_26": "「我らが悲願を成就するためには、\\n 様々なプロセスを経る必要があったのですよ」" }