{ "399000822_0": "「あぁ〜ん、もうッ!\\n あれだけ啖呵は切ったけど、重いったらありゃしないッ!」", "399000822_1": "「あの子のことも……ッ!\\n なんとか援護してあげたいけど――」", "399000822_2": "「きゃあッ!?」", "399000822_3": "「集中を欠くなッ!\\n オレたちで世界の分解をせき止めているんだぞッ!」", "399000822_4": "「キャロルちゃんが、カリオストロさんが、戦ってくれてる。\\n この世界のあちこちで、みんなだってッ!!」", "399000822_5": "「だから、わたしは――ッッ!!」", "399000822_6": "「まだ抗うかッ!」", "399000822_7": "「これは、あなたへの抗いなんかじゃないッ!!\\n わたしたちの……人の戦いですッ!!」", "399000822_8": "「目の前に壁があるなら壊して進むッ!\\n 人が何かを壊すのは、前に進みたいからッ!」", "399000822_9": "「わたしはあなたの試練を壊して、もっと、もっと未来へと進むッ!\\n ――はああああああッ!!!」", "399000822_10": "「これがッ! みんなが支えてくれたッ!\\n 生きたいと願う、人間の拳だああああッッ!!!」", "399000822_11": "「ぐ……", "399000822_12": " がああああぁぁぁッ!?」", "399000822_13": "「はあッ……はあッ……、\\n これで終わりですッ!」", "399000822_14": "「……ククク、そうだな、貴様はよくやった。\\n ヒトならばそれで決着がつくだろうな……」", "399000822_15": "「世界を分解するなんて、\\n もうやめてくださいッ!」", "399000822_16": "「わたしたちは……\\n 人は、そんなことで、止まっていられないんですッ!!」", "399000822_17": "「ソロモンさんッ!?」", "399000822_18": "「ククク……ハハハハハ……、", "399000822_19": " カカカカカカカァッ!!!」", "399000822_20": "「え――――?」", "399000822_21": "「ソロモンの中から、何かが……\\n あの子を……貫いた……ッ!?」", "399000822_22": "「立花、響――ッ!!!」" }