{ "381000622_0": "「くッ……」", "381000622_1": "「はああぁぁ――」", "381000622_2": "「やらせないデスッ!」", "381000622_3": "「チッ、何度も何度もッ!!」", "381000622_4": "「やああぁぁ――ッ!」", "381000622_5": "「諸星さん――ッ!」", "381000622_6": "「惜しかったデスよッ!」", "381000622_7": "「うん。でもこの人たち、やっぱり強い……ッ!」", "381000622_8": "「あ……ッ!」", "381000622_9": "「あぅ…………」", "381000622_10": "「危ないから下がっていなさいッ!」", "381000622_11": "「…………」", "381000622_12": "「…………ッ!」", "381000622_13": "「何をしているッ! なぜ攻撃の手を止めるんだッ!」", "381000622_14": "「…………」", "381000622_15": "「忘れたのかッ!\\n お前はウルトラマンとして戦っていることをッ!」", "381000622_16": "「そういうわけじゃありません……でも……」", "381000622_17": "「なんだと言うのだッ!」", "381000622_18": "「今、自分のやっていることが\\n 正しいのかどうかわからなくなりそうで……」", "381000622_19": "「お前……何を言っている?」", "381000622_20": "「オレたちが戦う相手は、凶悪な異星人じゃないですかッ!\\n だけど、彼女たちはそうじゃないッ!」", "381000622_21": "「あれほど言ったのに……、\\n まだ自分の立場を理解していないのか?」", "381000622_22": "「わかってますよ、そのくらいッ!\\n ただ、オレだって自分なりに考えてることがあって……」", "381000622_23": "「どうやら今一度、\\n その腑抜けた根性を叩き直す必要があるようだな――」", "381000622_24": "「先輩方、揉めてる場合じゃないですよ」", "381000622_25": "「また面倒なのが、混じってきたデスッ!」", "381000622_26": "「乗りかかった船だ。\\n やるって言うなら、手を貸しますよ」", "381000622_27": "「いい加減、ボクの実力を\\n 認めてもらいたいですからねッ!」" }