{
"380000921_0": "「……よし、これで完成だ」",
"380000921_1": "「ええ。これならあの分厚い幹も貫けるはず」",
"380000921_2": "「当たり前だ。炎の術式にのみ特化させ、\\n 調整したファウストローブ――」",
"380000921_3": "「――ファウストローブ・typeサラマンダーだッ!」",
"380000921_4": "「早速、二課に連絡を取りましょう。\\n ……最後の戦いに赴くと」",
"380000921_5": "「ああ、あいつらのためにも、急ぐぞッ!」",
"380000921_6": "「マスター、お帰りなさいませ」",
"380000921_7": "「ザックームの葉共は、\\n 派手に剪定しておきました」",
"380000921_8": "「ですがそろそろ、\\n ザックーム本体もおとなしくはしていてくれなそうですわ」",
"380000921_9": "「お前たちのおかげで、\\n 無事にザックームを倒す手段も入手できた」",
"380000921_10": "「あとは奴を叩き潰すだけだ。\\n もうひと働きしてもらうぞ」",
"380000921_11": "「はい」",
"380000921_12": "「もちろんです」",
"380000921_13": "「承知しましたわ」",
"380000921_14": "「そういえば、お前もザックームの根茎を\\n 討伐できたらしいな?」",
"380000921_15": "「ああ。ザックーム本体はともかく、根っこくらいは\\n やれないと、ただの足手まといになるだけだからな」",
"380000921_16": "「厄介な根茎も、ザックーム本体から切り離して燃やせば、\\n なんとかなるのを確認した」",
"380000921_17": "「そうか。ならばその方法で共に戦ってくれ」",
"380000921_18": "「ああ。今度こそザックームを倒そうッ!」",
"380000921_19": "「……さあ、行くぞッ!」"
}