{ "380000432_0": "「ガリィッ! 雑魚共を集めろッ!」", "380000432_1": "「了解しました、マスター。\\n ガリィちゃんにお任せをー♪」", "380000432_2": "「上出来だッ!\\n ――燃え尽きろッ!」", "380000432_3": "「さっすがマスター。\\n 中までこんがりウェルダンですね♪」", "380000432_4": "「さあ、これであとは本体だけだ」", "380000432_5": "「ええ、ちゃちゃっと片付けちゃいましょう」", "380000432_6": "「今さらそんなものッ!」", "380000432_7": "「奴め、また逃げようと――ガリィッ!」", "380000432_8": "「はいはい。人使いが荒いですねー」", "380000432_9": "「動きは止めましたよ。あとはご存分に」", "380000432_10": "「生半可な炎で焼き尽くせないなら、生半可ではない炎で\\n 灰をも残さず焼き尽くしてやればいいッ!」", "380000432_11": "「オレの炎は一味違うぞッ!\\n ――食らうがいいッ!」", "380000432_12": "「流石の馬鹿力――もとい、大火力ですねー」", "380000432_13": "「オレが全力で錬成した炎だ、このまま焼き尽くして――」", "380000432_14": "「……なッ!\\n ガリィ、動きを止めたんじゃなかったのかッ!」", "380000432_15": "「無茶言わないでくださいよー。あんな炎をぶつけられたら、\\n せっかく凍らせてた根もすぐ溶けちゃいますよ」", "380000432_16": "「チッ、炎が強すぎたのが仇になったか……」" }