{ "372000421_0": "「しぶといヤツだね……ッ!\\n いい加減、ブッ壊れちまいなッ!!」", "372000421_1": "「……ッ!!」", "372000421_2": "「環さんッ!!!」", "372000421_3": "「フン、礼は言わないよッ!」", "372000421_4": "「構いませんッ! それよりそのスーツは、\\n どの程度、戦闘継続が可能なのですかッ!?」", "372000421_5": "「何……ッ!?」", "372000421_6": "「エネルギーの核となるグラウスヴァインの\\n 制御がとても難しいと伺っていますッ!」", "372000421_7": "「だとするなら、戦闘が長期化する程に、\\n 機体に問題が発生すると考えるのは当然ですッ!」", "372000421_8": "「舐めるなッ!\\n 確かに初期型はそういう欠陥もあったがなッ!」", "372000421_9": "「よほどの無茶をしなきゃ半永久的に戦えるッ!」", "372000421_10": "「もっとも、それでもまだ未完成――\\n だがアタシはいずれ、こいつを完全なものとするッ!」", "372000421_11": "「それが亭主の……仁の遺志なんだよッ!」", "372000421_12": "「――ッ!!」", "372000421_13": "「シンフォギアと違い、こいつは訓練さえ受ければ\\n 誰であろうと操ることができるッ!!」", "372000421_14": "「半端な甘ちゃんのガキに頼る必要もないッ!\\n お前たちの時代を終わらせるんだッ!!」", "372000421_15": "(仁さんは、わたしの不甲斐なさが原因で大怪我を負い、\\n それが元で命まで失うことになったのだ)", "372000421_16": "(装者を憎み、シンフォギアに信頼を置けず、\\n 死の間際まで恨み言を並べたとしても不思議はないか……)", "372000421_17": "「……あの頃のわたしを思えば、装者は信用に足りぬでしょうッ!\\n ですがッ! それでもわたしは――」", "372000421_18": "「……ッ! この敵を討ち、\\n あなたにシンフォギアの可能性を示しますッ!!」" }