{ "354000231_0": "「……ハァ、そうね。\\n 言い争っている場合じゃなかったわ」", "354000231_1": "「まずはセキュリティシステムを停止しましょう。\\n ファウストローブへの対処はその後よ」", "354000231_2": "「でも、停止って言っても\\n どうするつもり?」", "354000231_3": "「……アレ?」", "354000231_4": "「子供タチ、少ナイ。3人、足リナイ。\\n メロウ、確認ミス、ドウシヨウ……ッ!」", "354000231_5": "「次から次へとトラブルには事欠かないワケダ……」", "354000231_6": "「大丈夫ッ! 落ち着いて。\\n あーしらに任せてくれればなんとかするから」", "354000231_7": "「セキュリティシステムを止める前に\\n 子供を探すというワケダ」", "354000231_8": "「メロウは、ここで子供たちを見ていてちょうだい。\\n 管理人である貴方にしか出来ない大事な仕事よ」", "354000231_9": "「メロウ二シカ、デキナイ……、\\n 大事ナ、仕事……」", "354000231_10": "「そうよ、頼んだわ」", "354000231_11": "「サンジェルマンみたいに眉間にシワを寄せた女じゃ、\\n 子供たちに怖がられてしまうワケダ」", "354000231_12": "「一言多いのよ、プレラーティは」", "354000231_13": "「事実を口にしただけなワケダ」", "354000231_14": "「はいはい、そこまでにして\\n まずはこの近くを探索しましょ?」", "354000231_15": "「そうね。途中ではぐれたというなら、\\n 自力で近くまで来ているかもしれない」", "354000231_16": "「メロウ、子供タチ、面倒ミル。\\n 3人トモ、頑張ッテ」" }