{ "349000912_0": "「くッ、なんて力デスッ!」", "349000912_1": "「どうすんだ、追い詰められたぞッ!」", "349000912_2": "「ついにこのときがッ!\\n 我らが悲願を邪魔する装者に死をッ!」", "349000912_3": "「完全に復活していないとはいえ、\\n さすがは世界蛇といったところかッ!」", "349000912_4": "「強い……。あのときはみんなの助けがあってやっと\\n 倒すことができた。でも今は……ッ!」", "349000912_5": "「無いものねだりしても仕方ねえだろ。\\n 今あるもんでなんとかするぞッ!」", "349000912_6": "「うぅ……」", "349000912_7": "「みなさんッ!? どうしたんですか、しっかりしてくださいッ!」", "349000912_8": "「あいつが振りまく瘴気に当てられたのね。\\n これ以上ここに留まっていたら、彼女たちの命は……」", "349000912_9": "「させないッ! わたしが護りますッ!」", "349000912_10": "「副隊長、もうわたしたちは……。\\n 構わず、見捨ててください……」", "349000912_11": "「そんなことできるわけありませんッ!\\n 希望を捨てちゃダメです、絶対に護ってみせますからッ!」", "349000912_12": "「先生、上ですッ!」", "349000912_13": "「副隊長、逃げて……」", "349000912_14": "「逃げません、護ってみせますッ!\\n 姉さんがいない間は、わたしがみんなの――」", "349000912_15": "「今のは……ッ!?」", "349000912_16": "「やっと、来てくれた……ッ!」", "349000912_17": "「待たせたわね。\\n セレナッ! みんなッ!」" }