{ "345000741_0": "「やるな、月読」", "345000741_1": "「そう?」", "345000741_2": "「ああ、それに変わった乗り物だが……。\\n よくそれに乗りながら戦えるな?」", "345000741_3": "「慣れ、かな。\\n ちなみに、この上でならお昼寝もできる」", "345000741_4": "「こんなうるさいところじゃ眠れないけど」", "345000741_5": "「くそ、たった2人にッ!」", "345000741_6": "(それにしても……戦いやすい。\\n こちらが攻撃するタイミングに上手く合わせてくる)", "345000741_7": "(あれほど難しかった月読との連携が、\\n この世界の月読とはなんの苦も無くできてしまう……)", "345000741_8": "「何?」", "345000741_9": "「……いや、なんでもない」", "345000741_10": "(……この戦いの感覚の違い。\\n ここにいる月読は、やはりわたしの知る月読とは違うのだな)", "345000741_11": "「全然数が減らない……。\\n あいつら、こんなに大量生産を……」", "345000741_12": "「調子に乗るなッ!\\n こっちにはまだまだアンドロイド兵がいるんだッ!」", "345000741_13": "「まだ出てくるのかッ!?\\n 一体、いつまで続くんだ……」", "345000741_14": "「いけッ! 大量突撃――」", "345000741_15": "「調から離れろおおお――ッ!」", "345000741_16": "「なッ!? そ、空から何かが降ってきたぞッ!」", "345000741_17": "「ただいまデス、調ッ!」", "345000741_18": "「いいからさっさとそいつらを消し飛ばせ」", "345000741_19": "「ラジャーッ! 最大火力でぶっ飛ばすデスよッ!」", "345000741_20": "「ふう、やっと追いついたデース。\\n 急に飛んでいくから驚いたじゃないデスか」", "345000741_21": "「皆、無事のようだな」", "345000741_22": "「それはこっちのセリフ。聞きたいこともたくさんあるけど、\\n 先に残りを片付けるわよッ!」" }