{ "345000131_0": "「なるほど、ギャラルホルンのゲートに似た反応か。\\n いや、まさかこの世界に……」", "345000131_1": "「何か思い当たることがッ!?\\n だったら、教えてくださいッ!」", "345000131_2": "「いや、そちらの件と関係があるかどうかは、まだ不明だ。\\n 無用な混乱を避けるためにも、確証を得てから話をしたい」", "345000131_3": "「まずは君たちの問題を解決しよう。\\n 俺も協力する」", "345000131_4": "「いいのか?」", "345000131_5": "「構わない。俺たちスクルドは世界蛇の件で、\\n S.O.N.G.に大きな借りがあるからな」", "345000131_6": "「助かる」", "345000131_7": "(並行世界間を行き来する襲撃者――、\\n もしやとは思うが……)", "345000131_8": "「まずはそのゲートの反応があった場所に案内してくれ。\\n もしかしたら、痕跡を辿れるかもしれない」", "345000131_9": "「本当にッ!?」", "345000131_10": "「ああ、上手くいけば、逃げた先への移動も可能だろう」", "345000131_11": "「切歌の居場所が、わかる……」", "345000131_12": "「司令、わたしが彼を案内するわ」", "345000131_13": "「……わかった。だが、敵が現れたときのために\\n もう1人装者を同行させる。翼、いいな?」", "345000131_14": "「了解です」", "345000131_15": "「残りの装者はいざというときのために残ってもらう。\\n 敵は、この世界に乗り込んできている状況だ」", "345000131_16": "「では、こちらを持っていってください。\\n 切歌さんの通信機の電波を捉える装置です」", "345000131_17": "「ありがとう。助かるわ」", "345000131_18": "「それと、調のこと、お願いね」", "345000131_19": "「はい、そちらは任せてください」", "345000131_20": "「では行こうか。案内を頼む」", "345000131_21": "「はい、行きましょう」" }