{ "344000512_0": "「これ以上、お2人を傷つけさせません――ッ!」", "344000512_1": "「ありがとう、セレナちゃんッ!」", "344000512_2": "「この隙に、叩き込むッ!」", "344000512_3": "「素晴らしい戦いぶりだッ!\\n シンフォギアの戦いがこれほど胸躍るものとはッ!」", "344000512_4": "「変な奴だな。楽しそうにしやがってッ!」", "344000512_5": "「世界中にこいつらを繰り出したのも、\\n 装者と戦うことが目的だったのか?」", "344000512_6": "「ハッハッハッハッハッ! 凡人らしい愉快な勘違いだッ!\\n お前たちと戦うことは手段であって、目的ではない」", "344000512_7": "「あれはいわば、デモンストレーションなのだッ!」", "344000512_8": "「デモンストレーション……」", "344000512_9": "「クク……兵器を売るためにはその力を\\n 凡人にも理解できるように見せることが重要だ」", "344000512_10": "「全てはそのためのショーなのだよッ!」", "344000512_11": "「スヴァフラーメを売るためだけに、\\n 街を破壊したっていうんですかッ!?」", "344000512_12": "「その通りだよッ! そして、その敵役として、\\n 君たち装者はまさに適任だったというわけだッ!」", "344000512_13": "「国連お抱えの超常兵装を\\n ビルデラントの製品が撃ち破るッ!」", "344000512_14": "「つまりは世界最強の兵器ということだ。\\n これ以上のデモンストレーションがあるかね?」", "344000512_15": "「もちろん、私は準備にも余念がないからね。\\n 君たち装者のことは念入りに調べたさ」", "344000512_16": "「世界中に派遣した我がスパイや、金で雇った錬金術師\\n たちは実にいい働きをしてくれたッ!」", "344000512_17": "「もっとも、そのほとんどが、もうこの世にはいないがね」", "344000512_18": "「ったく聞いてもいないのにぺらぺらとッ!」", "344000512_19": "「お前がくそ野郎だってことはよくわかったッ!\\n 要は小金が欲しいだけじゃないかッ!」", "344000512_20": "「金だけではない。私はすべてが欲しいのだよ」", "344000512_21": "「この世を支配するものは金と力だ。スヴァフラーメによって、\\n 私はそのどちらもを手に入れる……ッ!」", "344000512_22": "「暴力による支配で、人々があなたに従うはずがないッ!」", "344000512_23": "「私もそう思うよ」", "344000512_24": "「それが半端な暴力ならばな――」", "344000512_25": "「確かに、私がこの王国を興した当初は、\\n 反旗を翻す不敬者も少なからずいたものだ」", "344000512_26": "「だから私は、スヴァフラーメによってそれら全てを\\n 消したのだ。我が父も含めてな……ッ!」", "344000512_27": "「な……ッ!」", "344000512_28": "「後に残ったのは、私に忠誠を誓う国民のみ、という訳だよ」", "344000512_29": "「そんなのは忠誠なんて呼ばない、\\n 兵器の力の恐怖で従わせているだけじゃない……」", "344000512_30": "「貴様らはどうする? 私のもとに下るか、\\n それとも……」", "344000512_31": "「お前を倒すッ!」", "344000512_32": "「できるならばやってみるがいい。\\n ドヴァリン、出力をあげろ」", "344000512_33": "「ぐう、ううううう……」", "344000512_34": "「兵器の輝きが増して……ッ!?」", "344000512_35": "「殺せ……ッ!」" }