{ "343000221_0": "「あの錬金術師はこの洞窟に入っていったはずだゾ」", "343000221_1": "「かなり入り組んでいるみたいですねー。\\n 見失わないように気をつけないと」", "343000221_2": "「どうした、先程から黙っているようだが」", "343000221_3": "「……マスターはなぜ捕まったまま、\\n 何も抵抗をしないのかしら?」", "343000221_4": "「マスターがへましちゃったんだゾ」", "343000221_5": "「お前じゃねーんだから、\\n そんなのありえないだろッ!」", "343000221_6": "「マスターが手こずるなんて、\\n 相当な錬金術の使い手なのか……」", "343000221_7": "「小物のはぐれ錬金術師だと思って高を括りましたが、\\n 厄介な力を持っているのかもしれませんわね」", "343000221_8": "「ただの婆さんかと思いきや、\\n 困りましたねー」", "343000221_9": "「マスターを確実に助けるなら、\\n 錬金術師協会の局長に手を借りるか?」", "343000221_10": "「いけませんわ。その間に、\\n マスターにもしものことがあったら……」", "343000221_11": "「そんなの嫌だゾッ!\\n 海底でもなんでも突っ込むんだゾッ!」", "343000221_12": "「まあこの水着があれば4人で戦えますしね。\\n それに、ガリィちゃんの得意なフィールドだし?」", "343000221_13": "「ええ、戻るという選択肢はありえませんわ。\\n 警戒は怠らず、今は追いつくことに専念しましょう」", "343000221_14": "「クッ、どうも派手に出てきたがる奴らだな」", "343000221_15": "「まあ、湧いてくれれば\\n 道順のヒントになるからいーですけど?」", "343000221_16": "「でも邪魔なんだゾーッ!」", "343000221_17": "「おいッ!\\n 戦い方に気をつけろって、何度も言わせんじゃねーッ!」", "343000221_18": "「あの錬金術師も見失わないように。\\n いきますよッ!」" }