{ "302000851_0": "「邪魔者は片付いたッ!\\n これで翼の痛みを……思い知りなッ!」", "302000851_1": "「奏ッ! ダメだ――ッ!」", "302000851_2": "「なッ!? 避けられ――ッ!」", "302000851_3": "(――いつの間にこんな近くにッ!?\\n ダメだ、こりゃ避けられないな……)", "302000851_4": "「奏えええええッ!」", "302000851_5": "(翼……ごめんな……)", "302000851_6": "「――させるかあああああッ!」", "302000851_7": "「な――ッ!? そんなッ!?」", "302000851_8": "「ぐッ!? ……あああああッ!」", "302000851_9": "「翼さんッ!?」", "302000851_10": "「翼ッ!?」", "302000851_11": "「な、あ、あたしを庇って――ッ!?\\n なんてことしてるんだッ!」", "302000851_12": "「よかった……今度は間に合った……くッ」", "302000851_13": "「い、痛むのかッ!? 何で庇ったりなんか――」", "302000851_14": "「奏が危ないのに、わたしが見てるなんて\\n 出来るわけがないじゃない……」", "302000851_15": "「バカやろう……」", "302000851_16": "「――だけど、バカをした意味はあった。\\n 奏、わたしたちと一緒に戦って欲しい……」", "302000851_17": "「わかった、戦ってやるから……。\\n だからお前はそのまま休んで――」", "302000851_18": "「そういうわけにはいかない……」", "302000851_19": "「――休むなら、あいつを倒してからだッ!」" }