{ "349000231_0": "「ベアトリーチェを筆頭に、世界蛇を神と崇め、\\n 並行世界の破壊を目論んだ組織ウロボロス……」", "349000231_1": "「どうして、そのメンバーがここにッ!」", "349000231_2": "「そうデス。世界蛇が消えて、ウロボロスも\\n 壊滅したはずデスよ……ッ!」", "349000231_3": "「そう、お前たち装者によってな……」", "349000231_4": "「ベルちゃんッ!」", "349000231_5": "「フフ、人から悪意を消すことなんて不可能。\\n だから、わたしは、決して消えることはないの」", "349000231_6": "「人がいる限り、わたしはいつでも蘇る」", "349000231_7": "「そのときは、またわたしたちで相手をしてやる」", "349000231_8": "「ああ、何度だってやってやるッ!」", "349000231_9": "「人から悪意を消すことはできないかもしれない、\\n でも――」", "349000231_10": "「アタシたちのように、\\n 悪意に抗い、戦う人たちが必ずいるデスよ」", "349000231_11": "「そうです。\\n 人が生き続けている以上、あなたの好きにはさせません」", "349000231_12": "「わたしたち人間は、\\n あなたが思っている以上に遥かに強い存在よッ!」", "349000231_13": "「今回のことで、お前も思い知っただろう?\\n あたしら、人間の可能性をッ!」", "349000231_14": "「そうね、今回は、人間の可能性を見誤ったわたしの負け、\\n 今更、とやかく言うつもりもないわ」", "349000231_15": "「それじゃ、また会いましょう。\\n 希望の担い手たち……」", "349000231_16": "「わたしは、\\n やっぱりベルちゃんともわかり合いたかった……」", "349000231_17": "「響……」", "349000231_18": "「終わったみたいだね。どうやら」", "349000231_19": "「そんな……。\\n 世界蛇に……ベアトリーチェ様まで……」", "349000231_20": "「どうした?\\n お前の主はいなくなったようだが、まだやるのか?」", "349000231_21": "「こうなっては仕方ありませんね……」", "349000231_22": "「何をするつもり……?」", "349000231_23": "「こうするだけです。\\n ――ッ!? ぐふッ……」", "349000231_24": "「ちょ、ちょっと、自分で自分を刺したわよッ!?」", "349000231_25": "「ワケがわからないワケダッ!?」", "349000231_26": "「来世でも……お仕えしなくては、なりませんからね……。\\n 今生はここまで……です……」", "349000231_27": "「そんな……世界蛇が……。\\n ベアトリーチェ様に、石屋様まで……」", "349000231_28": "「もう……終わりだ……うわあああああああッ!」", "349000231_29": "「だが我々は生き延びた。我々がベアトリーチェ様の意思を継ぎ、\\n ウロボロスを復活させるのだッ!」", "349000231_30": "「そうッ! そのために、手に入れなければならないものがある。\\n 今度こそ、邪魔はさせぬぞ――ッ!」", "349000231_31": "「ガンド化ッ!?」", "349000231_32": "「身体をカルマノイズ化させる、\\n ウロボロスの秘術――ッ!」", "349000231_33": "「ついに見つけたのだ。\\n 必ずや、手に入れてやるぞおおおッ!」", "349000231_34": "「きゃあああ――ッ!?」", "349000231_35": "「未来ッ!?」", "349000231_36": "「さあ、そこをどいてもらうぞ、装者ッ!」", "349000231_37": "「その怪物も、ウロボロスの兵器――ッ!」", "349000231_38": "「復活なんて、させるもんか……ッ!」", "349000231_39": "「この世界を護るって、約束したんだッ!」" }