{ "337000541_0": "「制御の難しい、危険なデヴァステイターで、そんな……\\n 自分の命を犠牲にするような戦い方ッ! どうしてッ!?」", "337000541_1": "「…………」", "337000541_2": "「…………」", "337000541_3": "「…………」", "337000541_4": "訣戦直前――20分前", "337000541_5": "「わたしたちを移送してきたヘリがこの場を急速離脱――\\n まあ無理もないよね、竜姫と装者の激突を考えれば……」", "337000541_6": "「あんた、さっきまでのは何ッ!?\\n 態度の急変、ううん、それよりもあの涙――」", "337000541_7": "「…………」", "337000541_8": "『静かにお願いします。\\n 取り付けられたブレスから盗聴されてる恐れもあります』", "337000541_9": "(――筆談ッ!?)", "337000541_10": "(…………)", "337000541_11": "『さっきはごめんなさい。\\n お芝居を打たせてもらいました』", "337000541_12": "(――ッ!?)", "337000541_13": "『並行世界のわたしに、\\n 女優さんみたいな一面があったと聞きましたので――』", "337000541_14": "『もしかしたらわたしにも? と思い、試してみました』", "337000541_15": "『ナイスですッ!』", "337000541_16": "『ナイスですッ!』", "337000541_17": "『でも、何のために?』", "337000541_18": "『これ以上の枷を付けられて、\\n 行動を制限される前にあの場を離れたかったのです』", "337000541_19": "(――ッ!?)", "337000541_20": "『わたしたちが知りうる情報、すべての真実を装者の方々に伝え、\\n この世界に横たわる壁や闇をぶっ飛ばしてもらうためにッ!』", "337000541_21": "(――ッ!?)", "337000541_22": "『伝えるったって――\\n この複雑な状況、一言二言じゃすまないよッ!』", "337000541_23": "『そうこうしている間に、この腕輪――\\n ドラゴンブレスから毒が打たれて……』", "337000541_24": "『それでも、わたしは覚悟の上でした』", "337000541_25": "『ナイスじゃないですッ!』", "337000541_26": "『ナイスじゃないですッ!』", "337000541_27": "『土壇場のあんたに度胸があるのはわかったけれど、\\n ちょっとありすぎ、踏み込みすぎッ!』", "337000541_28": "『……ごめんなさい……』", "337000541_29": "『こ、これ、マジで何とかならないのかなッ!?\\n ドラゴンブレスさえ外れれば、またみんなと一緒に――』", "337000541_30": "「――あッ!」", "337000541_31": "「し~~ッ!(声が出ちゃってますッ!の意)」", "337000541_32": "『もしかしたら、何とかできるかもしれない』", "337000541_33": "「うおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!\\n するッ! 何とかするッ! してみせるッ!!」", "337000541_34": "「だから本気でかかってこいッ! シンフォギアッ!」", "337000541_35": "「――くッ!\\n こっちのフォニックゲインをさらに力と変えてッ!?」", "337000541_36": "「これ以上、無力化などと悠長なことは――」", "337000541_37": "「それでも止めるッ!\\n 知るもんかあああああああああああッ!!」" }