{ "321000931_0": "「うああああ――ッ!」", "321000931_1": "「くううう――ッ!!」", "321000931_2": "「無駄な手間を取らせおって」", "321000931_3": "「ちくしょう……」", "321000931_4": "「ま、まだまだ……」", "321000931_5": "「やらせるわけには、いかねーんだ」", "321000931_6": "「切歌ちゃんが……戻ってくるまでは……」", "321000931_7": "「………………」", "321000931_8": "「何を期待していたかは知らぬが。\\n もはや呻き声すら上げぬ木偶のようではないか」", "321000931_9": "「貴様らの空しい抵抗も、これでお仕舞いだ」", "321000931_10": "「切歌ちゃん――ッ!!」", "321000931_11": "「野郎――ッ!!」", "321000931_12": "「むッ!?」", "321000931_13": "「な……なんだ、この光はッ!?\\n 何が起きているのだッ!?」", "321000931_14": "「日の出まではまだ時間がある。\\n なのに、この光はまるで――」", "321000931_15": "「はああ――ッ!!」", "321000931_16": "「待たせたデスよ、先輩たち……ッ!」", "321000931_17": "「切歌ちゃん……やったんだね」", "321000931_18": "「ったく、世話焼かせやがって。\\n あとは任せたからな……」", "321000931_19": "「了解デスッ!」", "321000931_20": "「それは……その光はッ! 忌まわしい、日の光……」", "321000931_21": "「クッ……身体が、軋む……だとッ!?」", "321000931_22": "「ふざけるなッ! 今は夜、我の世界だッ!\\n そこに日の光など……あってたまるかッ!」", "321000931_23": "「あってはならぬのだッ!\\n 夜を統べるこの我が、恐怖を感じるなどッ!」", "321000931_24": "「今度こそ覚悟するデスよ、ヴラド」", "321000931_25": "「偉大な先輩ハンターや先輩装者の……。\\n そして今もお前に苦しめられてるみんなの想い……」", "321000931_26": "「アタシが全部、お前にぶつけてやるデス」", "321000931_27": "「そして――」", "321000931_28": "「みんなで家族のところに帰るんデスッ!」" }