{ "318000141_0": "「やはり、今度こそ最深部というワケダ」", "318000141_1": "「でも……誰もいないみたいじゃない?」", "318000141_2": "「既に逃げおおせた後のようね……」", "318000141_3": "「そうみたい。少し前まで誰かがいた気配はあるけれどね」", "318000141_4": "「雑魚に時間を取られすぎたというワケダね」", "318000141_5": "「それで、アダムスフィアはどうなったのよ?」", "318000141_6": "「逃げ出すのに大事な物を持ち出し忘れるバカはいないワケダ」", "318000141_7": "「やーん、もうハズレだなんて~」", "318000141_8": "「ああ。見事に無駄骨だったワケダ」", "318000141_9": "「……仕方ないわ、戻りましょう」", "318000141_10": "「えーッ。ここまでずっと歩いてきたのにッ!?」", "318000141_11": "「ならば1人でずっとここにいるワケダ」", "318000141_12": "「そんなこと言ってないでしょッ?」", "318000141_13": "「――ッ!? 2人とも、気をつけてッ!」", "318000141_14": "「なッ、アレは――ッ!?」", "318000141_15": "「ダメ押しの罠?\\n いえ、足止め用かしらね」", "318000141_16": "「こんな狭い所に大型のアルカ・ノイズだなんてッ!\\n 頭オカシイんじゃない?」", "318000141_17": "「とんだ置き土産というワケダね」", "318000141_18": "「ええ……。でも、つくづくなめられたものね」", "318000141_19": "「ああ。この程度で我々を足止めできると踏んだワケダッ!」", "318000141_20": "「ホント、冗談ポイよね。\\n とっとと蹴散らしちゃいましょうッ!!」", "318000141_21": "「ええッ!」" }