{ "316000631_0": "「はあああ――ッ!!」", "316000631_1": "「大分手応えを感じるようになってきましたッ!」", "316000631_2": "「わたしたちも、大分奴との戦いに慣れてきたからな」", "316000631_3": "「このまま押し切れる気もするが……」", "316000631_4": "「また、逃げられてはやっかいだ」", "316000631_5": "「だったら、アレで決めるしかないだろッ!」", "316000631_6": "「奴の足場を崩したか」", "316000631_7": "「今だッ!」", "316000631_8": "「うん、S2CAでッ!」", "316000631_9": "「応ッ!」", "316000631_10": "「S2CA――トライバーストッ!!」", "316000631_11": "「な――ッ!?」", "316000631_12": "「なんだ、このエネルギー反応は……ッ!?」", "316000631_13": "「くッ! この力、まさか――」", "316000631_14": "「八紘め。こんな奥の手を――ッ!?」", "316000631_15": "「S2CA――トライバーストッ!!」", "316000631_16": "「わたしたち、一振りの刃と化して――」", "316000631_17": "「ぶちかませぇぇぇ――ッ!」", "316000631_18": "「はああああああ――ッ!!」", "316000631_19": "「な――ッ!?」", "316000631_20": "「そんな……バカな……」", "316000631_21": "「オートマシンがカルマノイズを庇っただとッ!?」", "316000631_22": "「一体、どういうことッ!?」", "316000631_23": "「くッ。またもや逃げられた」", "316000631_24": "「クソ、折角追い詰めたってのによ」", "316000631_25": "「うう……ッ!」", "316000631_26": "「おい、大丈夫かッ!?」", "316000631_27": "「だ、大丈夫……ちょっと疲れただけだからッ!」", "316000631_28": "「S2CAの反動だろう……。マリアがいない現状では、\\n その負荷は立花に集中しているはずだ」", "316000631_29": "「無理してんじゃねー。\\n ったく、もっと先輩を頼れよな」", "316000631_30": "「同感だ。だが、今はもう少しだけ、戦えるか、立花?」", "316000631_31": "「いけますッ!」", "316000631_32": "「なるべくフォローはする。\\n しかし、この状況では死力を尽くす以外に無い……」", "316000631_33": "「まさか、こんなにオートマシンが出てくるなんて……」", "316000631_34": "「絶体絶命、か。\\n だが、なんとしても活路を切り開かねば……」", "316000631_35": "「あのチビの力に頼るわけにはいかない。\\n あたしたちでなんとかするぞッ!」", "316000631_36": "「ああ……その通りだ」", "316000631_37": "「シャロンちゃんのためにもッ!」" }