{ "102001611_0": "愛の力", "102001611_1": "「あのヘリに、ソロモンの杖があんのかッ!?」", "102001611_2": "「ち、違……あれ……ッ!」", "102001611_3": "「Rei shen shou jing rei zizzl」", "102001611_4": "「う……」", "102001611_5": "「な、なんデスッ!?」", "102001611_6": "「新手かッ!?」", "102001611_7": "「マリア……いや、違うッ!」", "102001611_8": "「……………………」", "102001611_9": "「――未来……ッ!」", "102001611_10": "「まさか――未来くんだとッ!?」", "102001611_11": "「アウフヴァッヘン波形、照合。神獣鏡ですッ!」", "102001611_12": "「LiNKERを使ったのかッ!」", "102001611_13": "「神獣鏡をギアとして、人の身に纏わせたのですね……」", "102001611_14": "「マムッ! まだ寝てなきゃ――」", "102001611_15": "「あれは、封印解除に不可欠なれど、\\n 人の心を惑わす力――」", "102001611_16": "「あなたの差し金ですね、ドクター」", "102001611_17": "「フン……使い時に使ったまでのことですよ」", "102001611_18": "「マリアが連れてきたあの子は、\\n 融合症例第一号の級友らしいじゃないですか」", "102001611_19": "「リディアンに通う生徒は、\\n シンフォギアへの適合が見込まれた装者候補たち……」", "102001611_20": "「つまり、あなたのLiNKERによって、\\n あの子は何もわからぬまま、無理やりに……」", "102001611_21": "「んんんん~ッ、ちょっと違うかな?」", "102001611_22": "「LiNKER使って、ほいほいシンフォギアに適合できれば、\\n 誰も苦労はしませんよ。装者量産し放題です」", "102001611_23": "「――ならどうやって、あの子を?」", "102001611_24": "「愛、ですよッ!」", "102001611_25": "「なぜそこで愛ッ!?」", "102001611_26": "「LiNKERが、これ以上、級友を戦わせたくないと願う想いを\\n 神獣鏡に繋げてくれたのですよッ!」", "102001611_27": "「やばいくらいに麗しいじゃありませんかッ!」", "102001611_28": "「おおおおおおおおおおおッ!」", "102001611_29": "「――小日向が……ッ!」", "102001611_30": "「何でそんなカッコしてるんだよ……ッ!」", "102001611_31": "「……行方不明となっていた、\\n 小日向未来の無事を確認。ですが――」", "102001611_32": "「無事だとッ!? あれを見て無事だと言うのか? だったら\\n あたしらはあのバカに何て説明すればいいんだよッ!」", "102001611_33": "「…………」", "102001611_34": "「雪音ッ! 来るぞッ!」", "102001611_35": "「こういうのは、あたしの仕事だッ!」", "102001611_36": "「隙あり――」", "102001611_37": "「――じゃないデスね……」", "102001611_38": "(すまない、雪音……)", "102001611_39": "「うおおおおおお……ッ!」" }