{ "102001111_0": "君でいられなくなるキミに", "102001111_1": "「~~~♪ ~~~♪」", "102001111_2": "(……マリアの歌……)", "102001111_3": "(優しい子……)", "102001111_4": "(マリアだけではない。私は、優しい子たちに\\n 十字架を背負わせようとしている)", "102001111_5": "(…………)", "102001111_6": "(私が……間違っているのかもしれない……)", "102001111_7": "「――私です」", "102001111_8": "「――っとと……、\\n もしかして、もしかしたらマムデスかッ!?」", "102001111_9": "「具合はもういいの?」", "102001111_10": "「マリアの処置で急場は凌げました」", "102001111_11": "「よかった……」", "102001111_12": "「うん……」", "102001111_13": "「――で、でね、マム……待機しているはずの\\n アタシたちが出歩いているのはデスね……」", "102001111_14": "「わかっています。マリアの指示ですね」", "102001111_15": "「はあああ……」", "102001111_16": "「マムの容態を診ることができるのは、\\n ドクターだけ……でも、連絡が取れなくて」", "102001111_17": "「ふたりとも、ありがとう。では、ドクターと合流次第連絡を。\\n ランデブーポイントを通達します」", "102001111_18": "「了解デスッ!」", "102001111_19": "「しっかしまあ、うら若きJKが\\n 粉モノ食べすぎじゃないですかねぇ」", "102001111_20": "「……あ、ああ~、旨さ断然トップで断トツだからねえ……\\n おばちゃんのお好み焼きは……」", "102001111_21": "「お誘いした甲斐がありました」", "102001111_22": "「おばちゃんも、すごく元気そうでよかった…」", "102001111_23": "「でも、ビッキー、これで少しは元気出たんじゃない?」", "102001111_24": "「ふえ?」", "102001111_25": "「あんたってば、ハーレムアニメの主人公並みに\\n 鈍感よね」", "102001111_26": "「どこかの誰かさんがね。最近響が元気無いって心配しまくって\\n たから、こうしてお好みパーティーを催したわけですよ」", "102001111_27": "「ん……」", "102001111_28": "「…………」", "102001111_29": "「――ッ!」", "102001111_30": "「今のッ!」", "102001111_31": "「行ってみようッ!」", "102001111_32": "「……ひ、ひひひ……誰が追いかけてきたって……\\n こいつを渡すわけには……」", "102001111_33": "「ウェル……博士……ッ!」", "102001111_34": "「な、なんで、お前がここにいいいッ!?」", "102001111_35": "「Balwisyall Nescell gungnir tron」", "102001111_36": "「はぁぁッ!」", "102001111_37": "「――響ッ!?」", "102001111_38": "「人の身で、ノイズに触れて――」", "102001111_39": "「おおおおおッ!」", "102001111_40": "「ひいいいいーッ!?」", "102001111_41": "「この拳も命も――シンフォギアだッ!」" }