{ "366000421_0": "「ペガサス流星拳!」", "366000421_1": "「時空の狭間へと消え去るがいい。\\n アナザーディメンション!」", "366000421_2": "「なんかわたし、全然役に立ててない……」", "366000421_3": "「こいつらには小宇宙を燃やして撃ち出す攻撃でないと\\n 効きにくいみたいだから、仕方ないさ」", "366000421_4": "「だけど、クリスちゃんが1人ぼっちで助けを\\n 待っているかもしれないのに、何もできないなんて……」", "366000421_5": "「あのさ、\\n わたしも小宇宙を感じて燃やすこと、できないかな?」", "366000421_6": "「キミが!?\\n だけど、そう簡単には……」", "366000421_7": "「簡単ではないが、小宇宙を感じることは不可能ではない。\\n それは誰にだって宿っている力なのだ」", "366000421_8": "「だけど、オレだって何年も修行をして、\\n やっと感じることができたんだぜ?」", "366000421_9": "「そっか……」", "366000421_10": "「彼女が普通の少女だったなら、\\n わたしもこんなことは言わないが……」", "366000421_11": "「聖闘士が聖衣を纏い、小宇宙を爆発させて戦うように、\\n 装者はシンフォギアを纏い、唄うことで力を得るという」", "366000421_12": "「その不思議な相似に、わたしは興味があるのだ。\\n 彼女ならばもしかしたら、と」", "366000421_13": "「可能性があるなら、\\n 挑戦してみたいですッ!」", "366000421_14": "「確かに、キミが小宇宙を\\n 感じることができたら百人力だな」", "366000421_15": "「ならばまずは……、\\n わたしと手合わせをしよう」", "366000421_16": "「えええッ!?\\n わたしが、サガさんとですかッ!?」", "366000421_17": "「ああ、戦いに勝る経験はない」", "366000421_18": "「わ、わかりましたッ!\\n それなら、お願いしますッ!」", "366000421_19": "「手加減は不要だ。\\n ――全力でかかってくるがいい」" }