{ "355000322_0": "「ったく、しつこいわねえ。いつまで追ってくんのよッ!」", "355000322_1": "「非戦闘員を護りながら戦うのは\\n なかなかに骨が折れますわね」", "355000322_2": "「わわッ! そっちに1体行ったゾッ!」", "355000322_3": "「ちょっとッ! 撃ちもらさないでくれる?\\n アンタ、戦闘特化型なんでしょッ!」", "355000322_4": "「そんなに怒らないでほしいゾ……。\\n こんなの、数が多すぎるんだゾ」", "355000322_5": "「オレが殿を務める。\\n お前たちは協会の人間を死守しろ――ッ!」", "355000322_6": "「ですが……」", "355000322_7": "「マスターはまだ、\\n お身体の調子が万全では……」", "355000322_8": "「サンジェルマンたちは、今頃アダムと交戦している……」", "355000322_9": "「オレたちがこんなところで\\n 弱音を吐くわけにはいかないだろう――ッ!」", "355000322_10": "「……わかりましたよ。\\n 無事に逃がすまで、協会の人間は護りきります」", "355000322_11": "「マスター……、あんまり無理しちゃダメなんだゾッ!」", "355000322_12": "「何するものぞ――ッ!」", "355000322_13": "「――くッ」", "355000322_14": "(ラピスもなく、\\n アダムから受けたダメージが軋みをあげる――)", "355000322_15": "(相手がアルカ・ノイズとはいえ、\\n 正直キツイ状況だな……)", "355000322_16": "「だから、サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティ……。\\n 負けてくれるなよ……ッ!」" }