{ "103001432_0": "「あなたの言う毒とは、一体何を意味しているのですかッ!?」", "103001432_1": "「マスターが世界を分解するために、\\n どうしても必要なものがいくつかありましたの」", "103001432_2": "「その1つが、魔剣の欠片が奏でる呪われた旋律……」", "103001432_3": "「それを装者に唄わせ、躯に刻んで収集することが、\\n 私たちオートスコアラーの使命……」", "103001432_4": "「では、イグナイトモジュールがッ!?」", "103001432_5": "「バカなッ!\\n エルフナインを疑えるものかッ!」", "103001432_6": "「最初にマスターが呪われた旋律を身に受けることで、\\n 譜面が作成されますの」", "103001432_7": "「あとは貴女たちにイグナイトモジュールを\\n 使わせればいいだけの、簡単なお仕事……」", "103001432_8": "「全てが最初から仕組まれていたのか?」", "103001432_9": "「フ……」", "103001432_10": "「……? ……――ッ!?」", "103001432_11": "「くッ……自爆……」", "103001432_12": "「呪われた旋律を手に入れれば、\\n 装者を生かす道理がなくなったということなの?」", "103001432_13": "「だから、こちらの気を惹くことをなめらかに――」", "103001432_14": "「――ッ! 緒川さん、本部に連絡をッ!\\n イグナイトモジュールの使用を控えさせなければ――」", "103001432_15": "「ダメですッ! おそらくこの粉塵が……」", "103001432_16": "「付近一帯の通信攪乱……周到なッ!」", "103001432_17": "「残るオートスコアラーは……あと、1体……ッ!」" }