{
  "308000652_0": "「振袖……そしてあの社……」",
  "308000652_1": "(関係ないはずはありません……。振袖型や直接振袖を模した\\n 怪物……そんなものを無意味に配置するなんておかしい)",
  "308000652_2": "「……ん? これは――」",
  "308000652_3": "「『大火の振袖』……? これはッ!\\n それがあの社に納められていた……」",
  "308000652_4": "「見つけました。触媒は……きっとこれですッ!」",
  "308000652_5": "「……やはり、聞こえる」",
  "308000652_6": "(こちらに戻ってきてからも、あの声がかすかに聞こえる\\n ような気がしていた……)",
  "308000652_7": "「何故わたしを呼ぶ……それに、これはまるで――」",
  "308000652_8": "(まるで、助けを求めているような、悲痛な叫び――。\\n そして、微かに感じるこの懐かしさ……)",
  "308000652_9": "「どうしても放っておけない……。\\n あの振袖とわたしは繋がっている気がする」",
  "308000652_10": "「……司令やS.O.N.G.のみんなには悪いが、今のわたしは\\n こちらでは戦う事の出来ない身」",
  "308000652_11": "「わがままを許してくれ……」"
}