{ "404000822_0": "「はああああ――ッ!」", "404000822_1": "「そんなッ!? 避けられ――ッ!」", "404000822_2": "「今だッ! トドメをッ!」", "404000822_3": "「奏さんッ!」", "404000822_4": "「ぶちかましてやりなッ!」", "404000822_5": "「わかりましたッ!\\n はあああああ――ッ!!」", "404000822_6": "「はあッ、はあッ……疲れた……」", "404000822_7": "「ご苦労さん。遅れて悪かったね」", "404000822_8": "「いえ、それよりどうして奏さんが?」", "404000822_9": "「こっちにもスクルドから連絡があってね。\\n あんたたちが苦戦してるって聞いたからさ」", "404000822_10": "「助かりました。ありがとうございます」", "404000822_11": "「いいさ。仲間だろ?」", "404000822_12": "「はいッ!」", "404000822_13": "「お前たち、カルマノイズの対処、本当にご苦労だった」", "404000822_14": "「正直ヘトヘトデス……」", "404000822_15": "「うん……」", "404000822_16": "「まさか1人でアレと戦うことになるとは思わなかったわね……」", "404000822_17": "「しかし、1人でもカルマノイズに打ち勝つことができた。\\n これは大きな成長だ」", "404000822_18": "「……言われてみれば、今までよりもデュオレリックの力を\\n 引き出せてた気はするな」", "404000822_19": "「無我夢中だったけど、確かにそうかも」", "404000822_20": "「わたしは奏さんに助けてもらえなかったら、\\n 危なかったけど……」", "404000822_21": "「わたしもセレナに助けてもらったから……」", "404000822_22": "「いや、君たち2人も良くやってくれたッ!\\n おかげで被害を最小限に抑えることができたのだからな」", "404000822_23": "「とにかく、こうして誰一人欠けることなく、\\n この異常事態を乗り切ることができた」", "404000822_24": "「しかし、世界蛇の降臨までは、まだまだ今日のような事態が\\n 起きる可能性がある」", "404000822_25": "「それどころか、世界蛇の影がこの世界に複数現れるような事態も\\n あるかもしれない」", "404000822_26": "「あんまり脅さないでくれよ……」", "404000822_27": "「そんなことになったら身が持たないデス……」", "404000822_28": "「確かにな。だが、幸いにも並行世界から、2人が助っ人で来てくれた」", "404000822_29": "「任せろ」", "404000822_30": "「協力します」", "404000822_31": "「今日のような事態を考えれば十分とまでは言えないが、\\n 最大限の戦力を集めることはできた」", "404000822_32": "「世界蛇との決戦までこの戦力でやっていくしかないが、\\n もちろん俺たちも最大限のサポートはする。頼んだぞッ!」", "404000822_33": "「はいッ!」", "404000822_34": "「ガンドに世界蛇の影の襲撃か……。\\n それこそミーナさえ回復してくれたなら……」", "404000822_35": "「ミーナさん……」", "404000822_36": "「ミーナさんが回復するまで、わたしたちでしっかり護りましょうッ!」", "404000822_37": "「ああ。もちろんだッ!」", "404000822_38": "「みなさん、おそろいですね」", "404000822_39": "「エルフナインくん。ミーナくんの容態はどうだ?」", "404000822_40": "「はい、実はそのことについて\\n みなさんに相談があってきました」" }