{ "401000331_0": "「ねえねえ、\\n あなたたちのいるS.O.N.G.ってどんな組織なの?」", "401000331_1": "「えーと……。\\n ノイズとか超常的な敵と戦う組織かな」", "401000331_2": "「おい、なんでもかんでも話していいのか?」", "401000331_3": "「独断で情報を手渡すのは些か憚られることもあるが、\\n 今回は相手が相手だ。協力者には礼を尽くすべきだろう」", "401000331_4": "「まぁ、それもそうか……」", "401000331_5": "「そうだよ。一緒に戦う仲間なんだから、\\n いろんなことをお互い知っておかないとッ!」", "401000331_6": "「ありがとうございます。\\n こちらも可能な限り協力させていただきます」", "401000331_7": "「うんうん、\\n みんなで仲良く協力して乗り越えましょッ!」", "401000331_8": "「ええ、その通りです」", "401000331_9": "「フフッ、なんだかベルちゃんのほうが偉いみたい」", "401000331_10": "「そう?」", "401000331_11": "「調子がいいというか気楽というか。\\n そのぐらいの方が、大変な時にはいいのかもな」", "401000331_12": "「ええ、実際、彼女の考えには、\\n 我々も何度も助けられているんですよ」", "401000331_13": "「その子の存在が希望にもなっているということか……」", "401000331_14": "「みんなに希望を与えるわたしが、嫌な気持ちだったら、\\n 希望なんて与えられないでしょ?」", "401000331_15": "「うん、想いって人に伝染するしねッ!\\n 楽しければ、周りも楽しくなるッ!」", "401000331_16": "「素敵な考えッ! でも、その通りよね」", "401000331_17": "「――こんな時に来ちゃったのッ!?」", "401000331_18": "「都市上空に巨大なエネルギー反応ッ!\\n モニターに出しますッ!」", "401000331_19": "「これは……あの蛇の怪物ですッ!\\n 徐々に地上へと降下していますッ!」", "401000331_20": "「来たか――」", "401000331_21": "「周辺住民の避難誘導および自衛隊への出動要請をッ!」", "401000331_22": "「出現場所は、都市中心部。\\n このままでは恐ろしい被害が出るでしょう」", "401000331_23": "「早く住民のみんなを助けに行きましょうッ!」", "401000331_24": "「わたしたちは、世界蛇を止めますッ!」", "401000331_25": "「お願い、できますか」", "401000331_26": "「もちろんですッ!\\n きっとあの蛇をやっつけて街を護りますッ!」", "401000331_27": "「今度こそあのデカい図体を蜂の巣にしてやるッ!」", "401000331_28": "「行くぞッ!」" }