{ "103000321_0": "「へへ、こういう映像って\\n どうやってテレビ局に売ればいいんだっけ?」", "103000321_1": "「断りもなく撮るなんて、\\n 躾の程度がうかがえちゃうわね」", "103000321_2": "「……ん、チュッ――」", "103000321_3": "「う、うう、んんっんんんん……」", "103000321_4": "「……ふふっ。御馳走様」", "103000321_5": "「くッ、うう……ッ!?」", "103000321_6": "「……何故シンフォギアを纏わない?\\n 戦おうとしない」", "103000321_7": "「戦うよりも、世界を壊したい理由を聞かせてよッ!」", "103000321_8": "「………………。\\n 理由を言えば受け入れるのか?」", "103000321_9": "「……わたしは、戦いたくないッ!」", "103000321_10": "「お前と違い、戦ってでも欲しい真実がオレにはあるッ!」", "103000321_11": "「戦ってでも欲しい真実……?」", "103000321_12": "「そうだ。お前にだってあるだろう?\\n だからその歌で月の破壊を食い止めてみせた」", "103000321_13": "「その歌でッ! シンフォギアでッ!\\n 戦ってみせたッ!」", "103000321_14": "「違うッ!」", "103000321_15": "「そうするしかなかっただけで……\\n ……そうしたかったわけじゃない」", "103000321_16": "「わたしは戦いたかったんじゃない。\\n シンフォギアで……守りたかったんだッ!」", "103000321_17": "「……それでも戦え。\\n お前にできることをやってみせろッ!」", "103000321_18": "「人助けの力で、戦うのは嫌だよ……」", "103000321_19": "「く……ッ!\\n お前も人助けして殺されるクチなのかッ!!」", "103000321_20": "「高質量のエネルギー反応ッ!\\n ……敵を前にして、どうして戦わないんだッ!?」", "103000321_21": "「救援を回せッ! いや、相手がノイズでないなら俺が出張るッ!\\n 本部を現場に向かわせろッ!」", "103000321_22": "「いけませんッ!\\n 司令がいないと指揮系統が麻痺しますッ!」", "103000321_23": "「く……ッ!」", "103000321_24": "「司令……この一連の騒乱。\\n 先日確認された謎の反応と関係があるのでは?」", "103000321_25": "「錬金術……科学と魔術が分化する以前の\\n オーバーテクノロジーだったあの錬金術のことなのでしょうか」", "103000321_26": "「だとしたら、シンフォギアとは別系統の異端技術が\\n 挑んできているということ……」", "103000321_27": "「……新たな敵。\\n 錬金術師……」", "103000321_28": "「司令ッ! 翼さんが交戦を再開しましたッ!\\n モニターを回しますッ!」" }