{
	"341000941_0": "「――ちゃん、響ちゃん、みんなッ！」",
	"341000941_1": "「……うぅ、ここは？」",
	"341000941_2": "「よかった、気がついたのね。\\n　ベヒモスの攻撃で地面に落されたのよ」",
	"341000941_3": "「そっか、それで気を失って……」",
	"341000941_4": "「……どれだけ時間が経ちましたか？」",
	"341000941_5": "「１０秒も経ってないわ。\\n　ベヒモスはまだ動き出していない」",
	"341000941_6": "「よかった……」",
	"341000941_7": "「それなら、もう一度……ッ！」",
	"341000941_8": "「いいえ、あなたたちはすぐS.O.N.G.に帰還しなさい」",
	"341000941_9": "「どういうことですかッ！？」",
	"341000941_10": "「この状況を放っておいたら……ッ！」",
	"341000941_11": "「冷静になりなさいッ！」",
	"341000941_12": "「ベヒモスだけではなく機械獣もあれだけいて、\\n　今の戦力で戦える相手ではありません」",
	"341000941_13": "「クロノたちに応援を出しています。彼らが来るまでの間に、\\n　こちらの戦力を失うわけにはいかないわ」",
	"341000941_14": "「こちらも、マリアくんやクリスくんたちに帰還を要請した。\\n　ここは一度退くんだ」",
	"341000941_15": "「師匠……。でも、それを待つ間、どれだけの被害が……」",
	"341000941_16": "「これは……みことちゃんが持ってた音楽プレイヤー……。\\n　こんな大切なものが落ちて……」",
	"341000941_17": "「……」",
	"341000941_18": "「すみません、師匠。その命令には従えませんッ！」",
	"341000941_19": "「……理由はなんだ？」",
	"341000941_20": "「もしわたしたちが諦めたら、みことちゃんは、やりたくもない\\n　破壊や殺戮に手を汚すことになってしまうかもしれない……」",
	"341000941_21": "「みことちゃんはきっと、そんなこと望んでいない。\\n　歌が好きな、優しい女の子なんですッ！」",
	"341000941_22": "「だから、この手を伸ばすことを諦めたくありませんッ！」",
	"341000941_23": "「わたしからも、お願いしますッ！」",
	"341000941_24": "「しかし……」",
	"341000941_25": "「作戦ならありますッ！」",
	"341000941_26": "「なんだとッ！？」",
	"341000941_27": "「勝算はあるのか？」",
	"341000941_28": "「思いつきを――ッ！」",
	"341000941_29": "「数字で語れるものかよッ！　ってことか」",
	"341000941_30": "「どのような作戦でしょうか……？」",
	"341000941_31": "「わたしとなのはちゃんが手を取り合うだけじゃ届かなかった。\\n　だから、今度はみんなで――ッ！」"
}