{ "331000122_0": "「撃てーッ!」", "331000122_1": "「こいつで最後だッ!」", "331000122_2": "「……他にはいないようね。\\n 被害を抑えられてよかったわ」", "331000122_3": "「でも、その間にデカい怪物はどこかに行っちまったな。\\n 方角からして、海に潜ったのか?」", "331000122_4": "「彼らはゴジラと呼んでいたようね。\\n あんなのは、どの並行世界でも見たことがないわ」", "331000122_5": "「瘴気から出現した小型の怪物。\\n おそらくあれは、カルマノイズの力だと思うけれど……」", "331000122_6": "「おいッ!」", "331000122_7": "「――ッ!」", "331000122_8": "「ああ、軍隊の人か」", "331000122_9": "「……若いな。\\n こんなガキが、ゴジラ相手に暴れまわってたってのか?」", "331000122_10": "「……ガキで悪かったね、おっさん」", "331000122_11": "「お前たちは何者だッ! それにその装備……。\\n そんなものは見たことがねえぞ」", "331000122_12": "「とりあえず、どこの所属の者だ、吐け」", "331000122_13": "「なんだよ、せっかく一緒に戦ってやったってのに\\n 態度悪いなあ」", "331000122_14": "「そう喧嘩腰にならないの」", "331000122_15": "「わたしはマリア・カデンツァヴナ・イヴ、こちらは天羽奏。\\n 所属は……今はまだ明かせないわ」", "331000122_16": "「なにぃ? ますます怪しい連中だな」", "331000122_17": "「事情聴取だ、ついてきてもらうぞ」", "331000122_18": "「待て待て、いきなり犯罪者扱いかよッ!」", "331000122_19": "「勝手に俺たちGフォースの邪魔をしたんだ、当然だろ?」", "331000122_20": "「邪魔だと……ッ!?」", "331000122_21": "「やめなさいって。わたしたちが怪しく見えるのは仕方がないわ」", "331000122_22": "「それに、わたしたちもこの世界の状況を詳しく知る必要がある。\\n ここは大人しく従いましょう」", "331000122_23": "「……わかったよ。しょうがないから行ってやる」", "331000122_24": "「わかればいいんだよ。\\n 行くぞ、G対策センターへ」" }