{ "325000811_0": "世界の正体", "325000811_1": "「またこの怪獣たちと戦うことになるなんて」", "325000811_2": "「怪獣たちを蘇らせたのか、それとも、1から創り直したのか」", "325000811_3": "「どちらにしろ、これもまた、この世界の力だとしたら\\n 厄介なことになりそうだ」", "325000811_4": "「この怪獣を倒しても、\\n また新しい怪獣を創れるってことなんじゃ……」", "325000811_5": "(断定することはできないが、これほどの規模になると\\n そう容易く量産はできないはずだ)", "325000811_6": "「確かにあの怪獣たちが出てくるときも、\\n 連続してじゃなくて、時間を置いてでしたね」", "325000811_7": "「ならば、ここで斬り捨てるッ!」", "325000811_8": "「3対2で不利かもしれないけど、\\n 一度戦っている相手ならなんとかなりますよねッ!」", "325000811_9": "(君たちはこの短時間で驚くほど成長している。\\n どんな相手だろうと決して、負けはしないはずだ!)", "325000811_10": "「はいッ!」", "325000811_11": "「だが、見た目が変わらなくても、\\n 相手の力がそのままだとは限らない。注意するんだ」", "325000811_12": "(グリッドマン、お前こそ負けるなよ!)", "325000811_13": "「常在戦場……ッ!\\n もとより負けるつもりで戦場に立ちはしませんッ!」" }