{ "320000731_0": "「かなり少なくなったね」", "320000731_1": "「そうデスね。この分だと、もう何日かで全部いなくなるかもデス」", "320000731_2": "「なんだよ、それじゃあたしらが心象訓練やる意味あんのか?」", "320000731_3": "「ないということもないだろう。\\n ギアの可能性を引き出すことに繋がる」", "320000731_4": "「それに、今後同じような特性を備えた敵が現れないとも\\n 限らないからな」", "320000731_5": "「……確かに、足止めメインってのは\\n どうも性に合わないな」", "320000731_6": "「そうは言っても、これも大事な役目だぞ」", "320000731_7": "「わかってるって」", "320000731_8": "「わたしたちも巫女型ギアに変わればいいんだよッ!」", "320000731_9": "「それが簡単にいかないから言ってるんだ」", "320000731_10": "「それにしても、本当にこのウサギ、\\n 不思議な力があるんだね……」", "320000731_11": "「そうなんデス。何度も護ってくれたデス」", "320000731_12": "「この子たちがいなかったら、危ないこともありました」", "320000731_13": "「……♪」", "320000731_14": "「よしよし……」", "320000731_15": "「やっぱり調ちゃんに一番懐いてるね……」", "320000731_16": "「最初からこうだったデスよ。\\n ウサギさんたちは調の魅力にメロメロデス」", "320000731_17": "「……ッ!」", "320000731_18": "「どうやら新手が出てきたみたいね」", "320000731_19": "「わかるのか?」", "320000731_20": "「わたしじゃなくてあの子たちがね。\\n 災禍の魔物が出ると、誰よりも早く反応するの」", "320000731_21": "「そんな能力もあるのか……」", "320000731_22": "「とにかく、まだ終わってないわ。\\n 急ぎましょう」" }