{ "318000522_0": "「くう――ッ!?」", "318000522_1": "(直撃は避けられているとはいえ、こう重なると――)", "318000522_2": "(遠からず、活動限界がやってくるか)", "318000522_3": "「サンジェルマンさんッ!」", "318000522_4": "「お前たちは――ッ!?」", "318000522_5": "「調ちゃんたちは、\\n まずは逃げ遅れた人たちの避難誘導をお願いッ!」", "318000522_6": "「はいッ!」", "318000522_7": "「任せておくデスッ!」", "318000522_8": "「……フ」", "318000522_9": "「あれ?」", "318000522_10": "(今、サンジェルマンさん……?)", "318000522_11": "(わたしの、気のせい……?)", "318000522_12": "「また私の邪魔をしに来たのか、シンフォギア装者」", "318000522_13": "「立花響、です。サンジェルマンさん」", "318000522_14": "「立花……響……?」", "318000522_15": "「いや、お前の名前などはどうでもいい。\\n とにかく私の邪魔をするな」", "318000522_16": "「はい、邪魔はしません。\\n だから一緒に戦いましょうッ!」", "318000522_17": "「断る。政府の犬と結ぶ手など持っていないわ」", "318000522_18": "「それにこれは、私の戦いだ」", "318000522_19": "「サンジェルマンさん……」", "318000522_20": "「響さん、気をつけるデスッ!」", "318000522_21": "「錬金術師がもう2人ッ!」", "318000522_22": "「えッ!?」", "318000522_23": "「見つけたワケダッ!」", "318000522_24": "「1人で勝手に何してるのよ、もうッ!」", "318000522_25": "「プレラーティ……カリオストロ」", "318000522_26": "「ともかく、援護するわ」", "318000522_27": "「駄目よ。あなたたちには帰れと言ったはず」", "318000522_28": "「何を馬鹿なこと言ってるワケダッ?」", "318000522_29": "「そうです。\\n 1人きりで戦える相手じゃないですよッ!」", "318000522_30": "「あなたは黙っててッ!\\n これはあーしたちの問題なんだからッ!」", "318000522_31": "「で、でも――ッ!」", "318000522_32": "「ッ!? この気配は――」", "318000522_33": "「この間の凝集光ッ!? 回避するワケダッ!!」", "318000522_34": "「く――ッ!?」", "318000522_35": "「あわわわッ!?」", "318000522_36": "「なんて出力よッ! この前より強くなってないッ!?」", "318000522_37": "「アダムスフィアの力を吸収し続けているというワケダッ!」", "318000522_38": "「冗談キツいったらッ!\\n あんなの食らったらひとたまりもないわよッ!」", "318000522_39": "「また来ますッ!」", "318000522_40": "「あんなの避けるが勝ちよッ!」", "318000522_41": "「言わずもがななワケダッ!」", "318000522_42": "(だが、これを私が避けると、後方には……)", "318000522_43": "「――ッ!?」", "318000522_44": "「サ、サンジェルマンッ!?」", "318000522_45": "「馬鹿な、何故避けなかったワケダッ!」", "318000522_46": "「ぐう……ッ。やはり、受けきれぬか……」", "318000522_47": "「い、今の光なんだったデスかッ!?」", "318000522_48": "「カルマノイズの攻撃だよ、切ちゃん」", "318000522_49": "「一瞬、こっちに撃たれるかと思った……」", "318000522_50": "「く――ッ!」", "318000522_51": "「もしかしてサンジェルマンさん……。\\n 避難してる人をかばって……?」", "318000522_52": "「サンジェルマンッ!?」", "318000522_53": "「ちょっと、サンジェルマンッ!?\\n しっかりしてってばッ!」" }