{ "366000332_0": "「今までやられた分の倍返しだッ!\\n ――まとめて吹き飛べッ!」", "366000332_1": "「はあッ、はあッ……。アマルガムの力のおかげで、\\n あたしだけでもなんとかなったみたいだな……」", "366000332_2": "「だけど、氷河とかいうやつには逃げられたか……」", "366000332_3": "「う……」", "366000332_4": "「よかった、無事だったんだな」", "366000332_5": "「うん、なんとか……。\\n だけど――」", "366000332_6": "「紫龍が、氷河に連れ去られてしまったんだ」", "366000332_7": "「なんだとッ!?」", "366000332_8": "「あたしが黒いやつらの相手にまごついてる隙に……。\\n 悪かった……」", "366000332_9": "「ううん、キミは悪くないよ。\\n まさか氷河に襲われるなんて、ぼくも紫龍も想定外だった」", "366000332_10": "「あいつ、仲間だったんじゃないのか?\\n なんでいきなり……」", "366000332_11": "「氷河は仲間だよ。なぜあんなことをしたのか……。\\n 考えられるとすれば邪悪な小宇宙の主に操られているとか……」", "366000332_12": "「確証はないけど、聖域には\\n そういう技を使う聖闘士もいるんだ」", "366000332_13": "「……厄介な話だな」", "366000332_14": "「まあいい、早く探しに行くぞ」", "366000332_15": "「でもキミは、響さんを探さないといけないんじゃ……」", "366000332_16": "「あのバカに関しては今のところ手がかりがないし、\\n こんな状況でお前らを放っておけるかよ」", "366000332_17": "「ありがとう……。\\n それじゃあ、行こう!」" }