{ "337000132_0": "「これで最後ッ!!\\n 脱出経路ッ、力任せに抉じ開けましたッ!」", "337000132_1": "「長居は無用ッ!\\n さらなる追手を差し向けられる前にッ!」", "337000132_2": "「……」", "337000132_3": "「……」", "337000132_4": "「バイタル、安定しているみたいですわね」", "337000132_5": "「あの時――あたしがデヴァステイターを起動させていたら、\\n こんな気持ちにならずにすんだのかな?」", "337000132_6": "「……」", "337000132_7": "「あの時――弓美さんがデヴァステイターを起動させていたら、\\n 創世さんがそんな気持ちになったのではないでしょうか?」", "337000132_8": "「――ッ!?」", "337000132_9": "「どっちが正しかったなんて、きっと無いと思います。\\n あるとしたら、それは――」", "337000132_10": "「……どっちも、間違っていた?」", "337000132_11": "「……」", "337000132_12": "「わからない、わからないよ……\\n みんなの明日を救えるヒーローになるには、どうしたら……」", "337000132_13": "「わからないのは、それだけではありません」", "337000132_14": "「わたしたちに託された、\\n この身を竜の鱗と鎧うブレスレット――」", "337000132_15": "「メックヴァラヌスとは本当に、\\n みんなの明日を救える力なのでしょうか……」" }