{ "351000351_0": "「……ということなの。\\n 見てくれたでしょ、あの人たちの活躍をッ!」", "351000351_1": "「……」", "351000351_2": "「わたしの研究が役に立った証拠だよねー。\\n 実験は無駄じゃなかってッ!」", "351000351_3": "「……言いたいことはそれだけか?」", "351000351_4": "「それだけって……」", "351000351_5": "「確かにギャオスに対して戦果はあった。\\n お前の研究が役立ったのも認めよう」", "351000351_6": "「――だが、あれは彼女らの力があってこそだ」", "351000351_7": "「それは……」", "351000351_8": "「それに、\\n 彼女たちは近いうちに自身の世界へ帰るのだろう?」", "351000351_9": "「そうしたら、誰が怪獣の力を使ってギャオスと戦う?\\n 我々にそれができるのか?」", "351000351_10": "「それともお前が、\\n 彼女たちを永遠にこの世界へ繋ぎ留めておくのか?」", "351000351_11": "「……」", "351000351_12": "「わかったら出ていけ」", "351000351_13": "「……うん」", "351000351_14": "(もっと、もっと証明しないとッ!)" }