{ "347001111_0": "おとぎ話の続き", "347001111_1": "「……わたしたちは戻ってこれたのね」", "347001111_2": "「なんか夢を見てたような気分だ……」", "347001111_3": "「ああ、まるでおとぎ話や、幻想譚の中にでも\\n 迷い込んだような……」", "347001111_4": "「だが、あれは夢でも幻でもない」", "347001111_5": "「ところで、ここは……。\\n 向こうの世界に飛ばされる前にいた場所みたいね」", "347001111_6": "「そういや、任務の途中だったっけ。\\n あの奇妙な報告もあの世界と繋がったせいなんだろうな」", "347001111_7": "「魔術や魔物、天使だなんて。\\n あの世界の影響を受けてるに違いないものね」", "347001111_8": "「初めに報告を聞いたときは、\\n どのように対処すべきか、まるで想定できなかったが……」", "347001111_9": "「今なら物怖じしないってことかしら」", "347001111_10": "「何が現れても戸惑うことはないだろうな」", "347001111_11": "「今回の経験のおかげってことか」", "347001111_12": "「それだけでなく、戦闘技術や剣技においても、\\n 彼からは多くのことを学べた」", "347001111_13": "「またいつか手合わせしてみたいところだ」", "347001111_14": "「わたしも、もっと落ち着いたときに、\\n あの子と一緒にデュエットしてみたかったわ」", "347001111_15": "「けど、グミで体力が回復するのはいいよなぁ。\\n しかも結構、美味かったし」", "347001111_16": "「…………」", "347001111_17": "「彼らも無事に元の世界に帰れただろうか」", "347001111_18": "「あいつらなら、心配いらないって」", "347001111_19": "「コレットたちが世界を救えるといいわね」", "347001111_20": "「プレセアたちなら、やり遂げるに決まってるさ」", "347001111_21": "「わたしたちもわたしたちの世界のために\\n もうひと頑張りするぞッ!」", "347001111_22": "「ロイドたちに負けてはいられないからなッ!」" }