{
"357000141_0": "「ベチャ!」",
"357000141_1": "「きゃ!?」",
"357000141_2": "「瀬奈お嬢様!」",
"357000141_3": "「ベチャ!」",
"357000141_4": "「ぐ……ちくしょう……!\\n ベチャットに苦戦するなんて……」",
"357000141_5": "「ベチャー!」",
"357000141_6": "「させるか!」",
"357000141_7": "「ベチャ!?」",
"357000141_8": "「やはり……斬撃を浴びせることはできるが……」",
"357000141_9": "「わたしたちの攻撃じゃ倒せない……ッ!」",
"357000141_10": "「まさに作戦どおーり! 集めてまとめて弱らせて、\\n あとは赤子の手を捻るだけだぜ、Fooo!」",
"357000141_11": "「まずい……今攻められたら終わりだ……!」",
"357000141_12": "「諦めるな! 為朝ならどうにかできるはずじゃ!」",
"357000141_13": "「しかし瀬奈お嬢様たちは、立ち上がるのも辛そうな状況です。\\n ここは一度退くのが上策ではないでしょうか」",
"357000141_14": "「おーっと、簡単に逃げてくれちゃ困るよ~。\\n ライブはまだ始まったばかりだろ!」",
"357000141_15": "「このおおおッ! そこをどけえええッ!!」",
"357000141_16": "「ベチャ!」",
"357000141_17": "「あのバカの攻撃をまともにくらったのに、\\n 大してダメージを受けてない……ッ!?」",
"357000141_18": "「我らヨドン軍にとっては、キラメイジャーの\\n キラメキの力だけが脅威! それ以外は怖くない!」",
"357000141_19": "「と、クランチュラ様もおっしゃっていた!\\n まさにその通りだぜ!」",
"357000141_20": "「うう、どうしたら……俺たちはまともに動けなくて、\\n 彼女たちの攻撃はヨドン軍に通じなくて……」",
"357000141_21": "「ヨドン軍にダメージを与えられる俺たちの力……、\\n ヨドンダ音波を受けない彼女たちの力……」",
"357000141_22": "「いいとこどりができりゃ、なんとかなりそうなのにな……」",
"357000141_23": "「為くん……それだよ……」",
"357000141_24": "「ん? なんの話だ――」",
"357000141_25": "「――!」",
"357000141_26": "「ひらめキーング!」",
"357000141_27": "「来たか、充瑠!」",
"357000141_28": "「来た来た来た来た〜〜〜〜!\\n フゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」",
"357000141_29": "「うわッ、な、なんだッ!? どうしたッ!?」",
"357000141_30": "「急にスケッチブックを取り出して……、\\n 何か書いているのか……ッ!?」",
"357000141_31": "「アイツの音波攻撃でおかしくなっちゃったんデスかッ!?」",
"357000141_32": "「お、落ち着いて……ッ!」",
"357000141_33": "「いや、いいんだ。\\n 止めないでやってくれ」",
"357000141_34": "「充瑠くんは『ひらめき』を感じたら、\\n ノンストップで絵を描いちゃうの」",
"357000141_35": "「えって……絵ですかッ!?」",
"357000141_36": "「おかしく見えるかもしれないが、\\n このひらめきが、何度も俺たちのピンチを救ってくれたんだ」",
"357000141_37": "「さすがはリーダーだよね!」",
"357000141_38": "(こいつがリーダーだったのか……。\\n あんまりそういうタイプには見えないけどな……)",
"357000141_39": "「できたーーーーー!!」",
"357000141_40": "「ワッツ、なんだその絵は!?\\n まるで――」",
"357000141_41": "「まるであたしらがキラメイジャーの装備を\\n 纏っているみたいな……」",
"357000141_42": "「ヨドンダ音波の影響を受けないシンフォギアの力、\\n ヨドン軍にダメージを与えられるキラメイジャーの力……」",
"357000141_43": "「2つの力を組み合わせた新たな装備……、\\n これを使えば、ヨドン軍とも戦えるはずだよ!」",
"357000141_44": "「それは……そんなものが実際にありゃ、\\n 苦労はしないけどよ……」",
"357000141_45": "「な、何ッ!?」",
"357000141_46": "「ギアが光って……わわッ!?」",
"357000141_47": "「お、おさまった……?\\n 一体何が……って、なッ!? この格好は――」",
"357000141_48": "「アタシたち……」",
"357000141_49": "「キラメイジャーに……」",
"357000141_50": "「なってるーッ!?」",
"357000141_51": "「……めちゃエモ」",
"357000141_52": "「正確には、キラメイジャー型のギアと呼ぶべきか……」",
"357000141_53": "「呼び方はともかく、何がどーなってこーなったッ!?\\n どういう状況なんだ、これはッ!」",
"357000141_54": "「へへっ、驚いたか? 充瑠は想像力によって、\\n 存在しないものを形にすることができるんだ!」",
"357000141_55": "「そんなメチャクチャな!?」",
"357000141_56": "「メチャクチャだけど、こうして現実にあるッ!」",
"357000141_57": "「受け入れるの早いな、お前ッ!」",
"357000141_58": "「だって、カッコいいじゃないデスかッ!」",
"357000141_59": "「うん、わたしもいいなって思ってた」",
"357000141_60": "「実際、新たな力も感じる……ッ!」",
"357000141_61": "「みんな、すんなり受け入れてるのかよ。\\n まあ確かに使えるってんなら拒否する理由はないけどさ……」",
"357000141_62": "「く、だがキラメイジャーと同じなら、\\n このヨドンダ音波で……!」",
"357000141_63": "「――ッ! この音は……」",
"357000141_64": "「相変わらずうるさくて耳が痛くなるデスッ!」",
"357000141_65": "「でも力は抜けないよッ!」",
"357000141_66": "「彼女たちはあくまでもシンフォギアの戦士、\\n だから変な音波も通じないんだ!」",
"357000141_67": "「Oh!?\\n そんなのズルいじゃないか!?」",
"357000141_68": "「そっちこそ新技引っさげてきただろ!\\n 今更、何言ってやがる!」",
"357000141_69": "「新しいギアの輝き、みんなで試してみようッ!」"
}