{ "401000532_0": "「ノイズッ、こんな時に……ッ!」", "401000532_1": "「だけど、ノイズだけならわたしでもッ!」", "401000532_2": "「これならいけるッ!」", "401000532_3": "「――囲まれてるッ!?」", "401000532_4": "「だとしてもッ、負けられないッ!」", "401000532_5": "「ふう……」", "401000532_6": "(少しギアを解除して休もう)", "401000532_7": "「もし、ノイズの反応を検知していたら……」", "401000532_8": "(響たちが行った世界と同じなら、\\n 来てくれるかも……?)", "401000532_9": "「ダメ……か。\\n 響たちどころか、誰1人、姿は無いまま……」", "401000532_10": "(やっぱり、響たちとは違う知らない世界に\\n 放り出されちゃったのかな……)", "401000532_11": "(ただでさえ世界蛇が出て大変なときに、\\n 勝手な行動でみんなを困らせて)", "401000532_12": "(わたしを探すために、弦十郎さん、マリアさんたちも\\n 余計な苦労をしてるかもしれない……)", "401000532_13": "(戻れるゲートも無いなら、どうしたらいいんだろう。\\n もしかしたら――)", "401000532_14": "(二度と戻れなくて、響とも……、\\n もう、会えないのかも……ッ!)", "401000532_15": "「…………」", "401000532_16": "「……ダメッ!」", "401000532_17": "「響ならきっと諦めない。\\n だから……わたしも諦めないッ!」", "401000532_18": "「わたし、絶対に諦めないからね。響……ッ!」" }