{ "309000331_0": "「ここが保管場所……」", "309000331_1": "「警備をかわしていくの、ドキドキするね」", "309000331_2": "「セレナったら……遊びじゃないのよ?」", "309000331_3": "「うん。でも姉さんと一緒にいれることが嬉しくて」", "309000331_4": "「あッ! あれが目的の聖遺物かな?\\n それじゃ、早速持って――」", "309000331_5": "「えッ!? ど、どうしよう……」", "309000331_6": "「警備が駆けつけるまでに、急いで脱出するわよッ!」", "309000331_7": "「う、うん」", "309000331_8": "「警報の原因は何だッ!?」", "309000331_9": "「窓に穴がッ! 侵入者だッ!」", "309000331_10": "「大変だ、ここにあった骨董品が消えてるッ!」", "309000331_11": "「ごめんなさい、姉さん。\\n 咄嗟にここに隠れたけど……」", "309000331_12": "「仕方ないわ。わたしだって油断してたから。\\n それにしても……狭いわね」", "309000331_13": "「どんどん警備の人たちが増えてるよ。\\n ギアで無理やり突破もできるけど、怪我はさせたくないし……」", "309000331_14": "「彼らはここにあったのが聖遺物とも知らないようだし、\\n 可能なら巻き込みたくはない」", "309000331_15": "「でもこのままじゃ……。\\n マムに見つかっちゃダメって言われたのに」", "309000331_16": "「仕方ない、強行突破しましょう。彼らを傷つけないように。\\n 多少は見つかっても仕方ないッ!」", "309000331_17": "「わかった。姉さん、せーので出よう?」", "309000331_18": "「いいわ、せーのッ!」" }