{ "307001352_0": "「本当にしつこいですねッ!」", "307001352_1": "「ネフィリムの餌にもならないって言うのにッ!」", "307001352_2": "「ハァ、ハァ……ッ!\\n 頭脳派の僕にこんな肉体労働をさせて……ッ!」", "307001352_3": "「博士、敵隊員が退いてノイズが包囲を狭めていますよッ!」", "307001352_4": "「こ、このままでは……ッ!」", "307001352_5": "「砕け散れッ!」", "307001352_6": "「救援に来てくれたんですかッ!」", "307001352_7": "「戦況は非常に悪い。\\n 助力、感謝しますッ!」", "307001352_8": "「装者たちの方は別で足止めを食っていてね。F.I.S.の部隊が\\n すでに退いていたのは僥倖だったわ」", "307001352_9": "「それにしても、随分と疲れているようね」", "307001352_10": "「……これは驚きましたね。\\n まさかあなた自ら救援に来るとは」", "307001352_11": "「手勢が惜しいだけ。それにしても、数が多い……ッ!」", "307001352_12": "「僕を警戒しているのでしょう。最初に潰すつもりで」", "307001352_13": "「完全聖遺物の前で、ノイズなどッ!」", "307001352_14": "「僕の敵として相応しくなぁいッ!」", "307001352_15": "「まったく、思わぬ来客ですよ。人の家にいく前はきちんと\\n アポを取るべきでしょうに」", "307001352_16": "「あら、あなたはそんな要人だったかしら」", "307001352_17": "「要人に決まっているでしょうッ! 僕こそはこの世界で唯一、\\n 英雄の資質と知性を持つ、ドクター・ウエェ――」", "307001352_18": "「へぶッ!?」", "307001352_19": "「博士ッ!」", "307001352_20": "「いや、炭化していないッ! ネフィリムで防いでいるッ!」", "307001352_21": "「危ないですね……ッ! ガードが間に合ったから良いものの。\\n 僕の頭脳が失われるのは世界の損失ですよッ!」", "307001352_22": "「これだから教養の無い連中はッ!」", "307001352_23": "「意外と余裕があるじゃない。\\n でも、こう際限なくノイズをバラ撒かれると――」", "307001352_24": "「また新たなノイズが……ッ!」", "307001352_25": "「こ、今度こそ俺たちはここまでか……ッ!」", "307001352_26": "「マズイわね……」" }