{ "304001251_0": "「アームドギアがあるくらいで調子に乗らないでッ!」", "304001251_1": "「響はどうしてアームドギアを持っていないのか、\\n 考えたことは無いのッ!?」", "304001251_2": "「それがどうしたッ! わたしはアームドギアなんかなくても、\\n この手で何でも砕ける……壊せるんだッ!」", "304001251_3": "「違うよ、響のその手は――」", "304001251_4": "「そう、こうやって――ッ!\\n 立ち塞がる何もかもを、砕くために――ッ!」", "304001251_5": "(そう、壊すんだッ! 目の前のこいつを――ッ!)", "304001251_6": "「な――ッ!?」", "304001251_7": "「ノイズがッ!?」", "304001251_8": "「響ッ、危ない――ッ!」", "304001251_9": "「くうッ!?」", "304001251_10": "(――今ッ! これでこいつを殺し――ッ!?)", "304001251_11": "「――違うッ! 止まれええええええええッ!」", "304001251_12": "「きゃあああ――――ッ!!」", "304001251_13": "「うぅ……違う、違う……。\\n わたしは、こんなことがしたかったんじゃ……」", "304001251_14": "「ひび、き……だいじょうぶ、だった……?」", "304001251_15": "「人の心配してる場合じゃないでしょッ!?」", "304001251_16": "「よかった、響に……けが、なくて……」", "304001251_17": "「――ッ!」", "304001251_18": "(違う、どうしてわたしは――)", "304001251_19": "(こんな事したくないのに、どうして殺せるだなんて、\\n そんな恐ろしい事を――)", "304001251_20": "「ごめん……未来、ごめんなさい……」", "304001251_21": "「性懲りもなく湧いて出て……」", "304001251_22": "「未来には指1本触れさせない……。\\n みんな、この拳でバラバラに砕いてやるッ!」", "304001251_23": "「おおおお――――――ッ!」" }