{ "404001431_0": "「いっけ―――ッ!」", "404001431_1": "「くッ……亀裂が閉じてしまった。\\n これでは、ベアトリーチェ様の状況が――」", "404001431_2": "「もう一度、亀裂を開くしか――」", "404001431_3": "「くッ……邪魔を――ッ!!」", "404001431_4": "(このままでは埒が明かない。\\n 私はベアトリーチェ様の下へ戻らねば――)", "404001431_5": "「マーナガルムはお前たちに任せます。\\n 私はベアトリーチェ様を――」", "404001431_6": "「……そこをどきなさい。\\n 再び結界を破壊させてもらいます」", "404001431_7": "「いないだろう。どけと言われてどく者などね」", "404001431_8": "「あなたの力を遮断すれば、パズルの維持は不可能になる。\\n そうすれば、私はベアトリーチェ様の下へと戻れます」", "404001431_9": "「それは忠義かな。\\n しかし、譲れないんだ。僕だってね」", "404001431_10": "「ならばそのまま死になさい――おおおおおッ!」", "404001431_11": "「見苦しい姿だ」", "404001431_12": "「それが貴様の最期の言葉だ――ッ!」", "404001431_13": "「はあッ!」", "404001431_14": "「嬉しいね。\\n 君が僕を護ってくれるなんて」", "404001431_15": "「仕方なくだッ!\\n 空間の維持で動けないんだろう?」", "404001431_16": "「それに、仮にもオレの上司だからな」", "404001431_17": "「なッ!? くッ、まだ敵が……。\\n 死にたくなければそこをどきなさいッ!」", "404001431_18": "「どけだと? 貴様、誰にものを言っている」", "404001431_19": "「邪魔だというなら実力で排除してみろッ!\\n ――オレを相手にそんなことができるならなッ!」" }