{
"104500421_0": "「――邪魔でありますッ!」",
"104500421_1": "「くそッ、中々先に進めないゼ……」",
"104500421_2": "「倒しても倒しても湧いてくるであります……」",
"104500421_3": "「この辺りに放置されてる端末じゃ、ほとんど使えるデータは\\n 無いし、もっと奥まで進まないと……」",
"104500421_4": "「地図を見つけたおかげで道に迷う心配だけは\\n いらなくなったけど、あんまり悠長にはしてられないゼ」",
"104500421_5": "「ええ。そうね」",
"104500421_6": "「がるッ!?\\n ……この先に何者かがいるであります」",
"104500421_7": "「合成生物じゃなくて?」",
"104500421_8": "「多分、違うであります」",
"104500421_9": "「行ってみればわかるだろ。進もうゼ」",
"104500421_10": "「……貴様ら……」",
"104500421_11": "「あら、この研究所の責任者かしら?」",
"104500421_12": "「裏切り者の卑しき錆色ごときが、このシュメール遺跡に\\n 何をしにきた?」",
"104500421_13": "「ノーブルレッドだゼ」",
"104500421_14": "「……なんだと?」",
"104500421_15": "「わたくしめらは『誇り高き真紅』そう言ったのであります」",
"104500421_16": "「『卑しき錆色』なんかじゃないわ。\\n 間違えないでくれるかしら?」",
"104500421_17": "「高貴な赤色?\\n 思い上がるな、半端者ごときが」",
"104500421_18": "「赤は錬金術において、黄金へと至る色。\\n 貴様らのような失敗作が名乗っていいものではないッ!」",
"104500421_19": "「コイツ……合成生物をッ!」",
"104500421_20": "「これ以上、貴様らのような下賤な者にこの遺跡を\\n 踏み荒らされるのは我慢ならんッ!」",
"104500421_21": "「ここで実験体たちの餌となるがいいッ!」"
}