{ "101000432_0": "「ひゃあッ! あわわわ……ッ!」", "101000432_1": "(翼さんはあんなに簡単にノイズを倒してたのに、\\n わたし、全然戦えてない……ッ!)", "101000432_2": "(アームドギアが出せれば……。でも、どうすれば――?)", "101000432_3": "「……――ッ、この歌……翼さんッ!?」", "101000432_4": "「よく耐えてくれたッ!\\n 以降は翼と協力して対応してくれッ!」", "101000432_5": "「はッ、はいッ! ……って、あ……」", "101000432_6": "「はあぁぁぁッ!」", "101000432_7": "「……あの、協力するまでもなく、翼さんが、その、\\n たおしちゃいました……」", "101000432_8": "「……そうか、いや、響くんもよく持ちこたえてくれた。\\n 事後処理は二課に任せ、帰投してくれ」", "101000432_9": "「……まったく、困ったものだな。\\n ひとつき経っても、噛み合わないか」", "101000432_10": "「ふふ、青春真っ盛りって感じね」", "101000432_11": "「すれ違ってしまう、複雑な乙女心でしょうか」", "101000432_12": "「しかし、相手がノイズである以上、\\n 青春なんていう言葉で済ませてしまうわけには……」", "101000432_13": "「いつまでもこのままではいけないと、\\n あの子たちも理解はしているのだろうがな」", "101000432_14": "「……でも、確かに気になる子よね。\\n 放っておけないタイプかも」" }